2024年5月29日水曜日

カビ対策

温室内の湿度対策をしていきます。

とはいっても熱帯の植物である黒胡椒が育っている環境は、湿度の高いジメジメしたところであることが予想されます。

昼間の気温が高い時に換気をして、カビ菌を減らせたら一番なのでしょうが、対策にお金と時間がかかりそうです。

なので、とりあえず底の方の水が溜まりやすい所に防水シートを貼ることにしました。



池を作った時の残りがあったので、これを使いました。

プールや池を作るときに使うシートです。完全防水な上に重みや衝撃にも耐えられるので、植木鉢がこすれても大丈夫そうです。


切り貼りすると隙間から漏れそうなのでできるだけ切り貼りせずに折りたたんで貼り付けました。

スタイロフォームと木材を覆うようにしておきました。

上の方は覆えていないので不完全ですが、より水の量が多い下の方は覆えたのでよしとします。


ふたの方も


カバーしました。

プールライナーの残りが使えたので、無駄な出費もなくカビ対策ができました。

2024年5月25日土曜日

底もガード

温室の周りに断熱材を貼りました。



鉢の周りを保温できそうです。

断熱材を入れていないところがあると、そこから熱が好感されてしまうため、そこにも断熱材を入れます。

断熱材が外れないように、底側に板を貼り付け、その上に断熱材を入れます。

断熱材の上には植木鉢が載るので、そのままでは断熱材が植木鉢の重みで沈んでしまいそうです。

なので、断熱材の上にも板を敷くことにしました。


柱をよけないといけないので、角を切り欠きます。



これで植木鉢の周りは完全に覆われました。

加温すれば、その熱が植木鉢の周りにとどまり、温室内の温度を高めてくれるでしょう。

ただ、温度が高くて湿度が高ければカビなどが発生することになると思われます。

木や断熱材は、カビが付きやすそうなので、対策を練らないといけません。

2024年5月22日水曜日

防御力アップ

開口部以外の面にも断熱材を入れていきましょう。


作業はいたって簡単です。

スタイロフォームを入れるサイズを測って、その大きさより1~2mm大きめにスタイロフォームを切ってはめ込むだけです。

スタイロフォームがずれると嫌なので、少し大きくしておきました。

断熱材が断熱できるのは、中に空気の層があるからなので、あまり押しつぶすと断熱効果が下がるような気がしたのですが、ほんの1~2mmほどなので大丈夫だと信じます。

1~2mmでも大きく切っておけば、少し押し込まないと入らない状態でした。


開口部も入れてみました。

開口部だけ入れる向きを間違っていますね。

本来は段差のない方が外側になります。

それにしてもこの狭い空間を4面ともスタイロフォームで覆うとかなりの防御力です。


これが正しい向きですね。

底面にも断熱材を入れたら、鉢の周りは低温にさらされる心配はなくなりそうです。

2024年5月18日土曜日

断熱材を貼り始める

骨組みは出来上がっているので、骨組みに断熱材などを入れて仕上げていきましょう。


1面だけ外れていますが、これが開口部です。

鉢の出し入れをしたり水やりをしたりするのに開口部が必要です。

開口部から暖かい空気が出て行ってしまうのは嫌なので、枠はぴったりめにしておきました。

開け閉めするのに少し力がいりますが、そのくらいの方が断熱性は高いはずです。


断熱材を入れてみました。木材の枠よりスタイロフォームの方が薄いので段差ができます。

植物が大きく育ったときに少しでも内側が広い方がいい気がしたので、段差がある方を内側にしておきました。


外側は木材と段差がないようにしておきました。

木材もスタイロフォームも中に空気の層があるので、どちらも断熱性に優れています。

この中に植物を入れたら南国の植物でもうまく育つような気がしてきました。

2024年5月15日水曜日

ヒーター付きで太陽光も取り込めるハウス

温室を温めるヒーターが必要です。

ネット上で探すと、



同じような商品がいろいろとあったのですが、これが安かったです。

温度調整もできるようなのですが、できるだけ適温を維持したかったので、これとは別にサーモスタットも購入しました。



温度を感知して、プラグに刺さっている電化製品をオン・オフしてくれる商品です。

これをセットしておけば、常に適温をキープできるはずです。

寄り道をしながらですが、作業を続けていきます。

加温のためにサーモスタットとヒーターを入れることに決まりました。物品の購入は済ませてあります。



枠の真ん中ほどに入っている横向きの角材ですが、少し下寄りに入っています。

この角材のいちにも意味があって、ヒーターを入れるなら、断熱よりも太陽光の取り込みを重視した方が、黒胡椒が育てやすいかなと考えてのことです。

ポリカプラダンのゾーンをできるだけ多くするサイズを調整したら、あの位置になりました。

角材より上をポリカプラダン、下をスタイロフォーム、ということにすれば、温度管理もできて太陽光も十分に取り込めるはずです。

2024年5月11日土曜日

温度調整に悩む

骨組み4面が完成したので、骨組み同士を組み合わせて箱型にしていきます。


が、作業小屋の散らかり具合がすごくて、箱型を組めるスペースがありません・・・。

角材の切り出しも終わったので、後はウッドデッキで作業をしていきます。

いつもバタバタとDIYをして、片付けまでできない状態で終了するからこのようなことになります。

片付けまでの見通しを持てたらなぁ・・・。

ウッドデッキに移動して、箱型に組み上げました。


小型の電話ボックスのようです。

実際に三男が中に入って、遊んでいました。

8歳の三男は電話ボックスを知らないので、「もしもし~」とは言っていませんでしたが。

作りながらいろいろと考えていて、スタイロフォームを貼るだけでは、黒胡椒に必要な気温はキープできないと思えてきました。

全面に貼ったとしても、もともとの気温が下がってしまえば、中の気温もそれに準じて下がってしまうはずです。

室内に入れても、部屋が寒ければ最終的にはその温度になってしまうはずなので、加温の必要があると思われます。

加温するとすれば、ヒーターなどが必要です。

やればやるほど作業が増えていきますね・・・。

2024年5月8日水曜日

骨組みを作る

買い出しが終わったので、さっそく作っていきます。

綿密な設計図を作っていないので、基本的に現場合わせで作っていきます。


まずは、赤松の角材で骨組みを作っていきます。



角材を直角に固定するときには、写真のコーナークランプを活用しています。

木材を直角の状態を保って固定してくれるので、固定したままでネジ打ちをすると、直角に組み上げることができます。


写真の枠の下部分にスタイロフォームが入り、上部分はポリカプラダンを貼り付けます。

狭くて散らかった作業小屋で作っていると、作業効率が悪いのですが、角材をカットするのにスライド丸ノコが近くにあると便利なので、がまんして骨組みを作っています。

2024年5月4日土曜日

買い出しに行ってきました

断熱材はスタイロフォームを使うことに決まりました。

断熱のためには、全面にスタイロフォームを貼り付けるのが一番ですが、そうすると光が中に入らなくなってしまいます。

直射日光を嫌う植物とはいえ、真っ暗なところで元気に成長するとも思えません。

光を通して断熱もできる素材というと、ポリカプラダンしか思いつきませんでした。



見えにくい画像ですが、段ボールをプラスチックで作ったのがプラダンで、プラダンをポリカーボネートで作ったのがポリカプラダンです。

商品名はハモニカーボというものでした。

もともと段ボールの構造は、板と板の間に空気の層を含むので、断熱性に優れています。

避難所などの簡易ベッドなどに使われることもあり、身近な断熱素材です。

その段ボールの構造を生かして、対候性の高いポリカーボネート製で段ボールのような構造をもつのがポリカプラダンです。

二重窓を作るときなどに使われる素材なのですが、3層構造で1枚の厚みが薄く済むので、同じ厚みのポリカーボネートよりも安く手に入るありがたい素材です。

構造としては、骨組みを木材で作り、植木鉢を中心に下の方をスタイロフォームで囲ってしっかり断熱し、上の方はポリカプラダンで太陽光を取り込む、という風にしようと思います。

作り方が決まったので、ホームセンターに行って材料を購入してきました。


赤松材の角材、スタイロフォーム、ポリカプラダン、それからプラダンです。

スタイロフォームを貼る下の方ですが、外側をどうするか悩んで、プラダンにすることにしました。

対候性は低いので、劣化してしまうかもしれませんが、こちらも段ボールのように3層構造になっているので、断熱性能が高まるかな、と考えました。