2019年10月30日水曜日

ふすまの補修をしてみた その6

実際の作業に入っていきます。



まずはじめにこれを何とかしないといけません。

ふすまの開け閉めをするための部品です。引き手というのでしょうか。

まず取り外し方がわかりません。ネットで調べてみると・・・



こんなところにネジがありました。よく見ないと気づかないレベルです。

こういう細工が目立たないように工夫されているんですね。



取り外すことができました。ただ、壁紙を貼った後の元ふすまにもう一度この引き手を付けるわけにはいかないので、考えないといけません。

その後、表面のふすま紙と下地を全部剥がしました。


のりが効いていて、はがれにくい所もありましたが、水をかけて、スクレーパーなどでがりがりこすって剥がしていきました。

次に、新しい壁紙を貼った後の引き手をどうするのか、考えないといけません。

同じような引き手で、形が洋風なものを探していると、

掘込取手というのでしょうか。

先ほどの引き手と同じような使い方ができそうです。

ネジを留めるための木枠の調整は必要ですが、調整さえすれば埋め込みができそうです。


後は、裏面の穴の補修です。

あまり使わないふすまだったので、裏面の貼り替えはしなくていいと言われています。

表面の下地が不要になるので、それを剥がしたものを裏面の破れたところなどに貼っていきます。


ここが一番ひどい所です。

穴が開いているわけではないので、破れの合わさる部分の上に、下地を切って貼ることで、平らになるようにしました。

2019年10月28日月曜日

ふすまの補修をしてみた その5

和室のふすまの代わりに貼っても違和感のない壁紙をさがしてみますが、なかなか難しいです。

両親の好みなどを考慮に入れだすと、もうどれもうまくいかないように感じます。




本当に壁紙の世界は奥が深いです。こんな木目調のものもありますし、そもそもこれ、壁じゃなくて天井ですよね。

最近の家は、耐火性能を高めるために、天井が石膏ボードで作られることが多く、その場合天井も壁紙で作られることが多いようです。




レンガ調の壁紙もたくさんあります。この壁紙は裏がシールになっていて、原状復帰がしやすいそうです。お風呂にも貼れるってことはビニール素材なんでしょうか。




ムーミンの壁紙もありました。

白っぽいし、家の一番奥の部屋のふすま部分だけなので、これでもいいかな、と思い注文寸前までいったのですが、両親の反発が大きそうな気がしてやめました。

もう壁紙はやめてふすまにしようかな・・・、と思っていたのですが、下のような壁紙を見つけて気が変わりました。




家でよく使っている杉板にペンキを塗ったような模様です。

両親がどうこうより、自分がこれを気にいってしまいました。即注文です。

もしかすると、両親が見て「え~!!!!!」というかもしれません。

選んだ理由が、自分が好きだから、なので、説得できるとも思えません。

ただ、直感型DIYを得意とする自分には、もう他の選択肢は思いつきません。

2019年10月26日土曜日

ふすまの補修をしてみた その4

実家の和室の奥の、畳からフローリングに貼り替えた部屋のボロボロのふすま・・・。



右側のふすまは、家具の後ろに隠れていますが、



こんなにボロボロになっています・・・。

外装用の紙を剥がしてみると、



下地もボロボロです・・・。

どんなふすまに貼り替えようか、考えていたのですが、悩んでいる途中で全然違うことを考え始めました。

ふすまの代わりに壁紙を貼ったらどうなるのか・・・。

ネットで探してみると、けっこういろんな人が同じような実践をされていました。

壁紙を貼るなら、強度もあげたいので、薄くていいので、下地にベニヤ板を貼っておこうと思います。下地の紙より作業は手間ですが、強度優先です。

そこで、壁紙を調べてみました。




漆喰塗りのような模様です。こんな模様なら、元(半)和室でも、違和感はあまり感じないかもしれません。




いくら元和室で、和柄だといっても、この壁紙を選べば両親から叱責されるでしょう・・・。しかも、2枚では龍の体全体を表せません。




輸入壁紙まで選択肢に入れると、選択肢は無数になります。

壁紙貼りの経験はあるとはいえ、いつも糊付きの物を使っていたので、今回もできれば糊付きの物を使いたいと思っています。

両親も納得してくれて、半和室でも悪目立ちしない壁紙をもう少し悩んで購入したいと思います。

2019年10月25日金曜日

ふすまの補修をしてみた その3

ふすまを貼り替えるとなると、下地を貼って、外装用のふすま紙も貼らないといけません。




模様的に大邸宅な感じがしますね・・・。

あんな物置のような元和室には似合うはずもありません・・・。

 畳をフローリングにしてみた

これくらいだと、落ち着いた感じに見えるでしょうか。
ただ、畳からフローリングに変えているので、和柄だと合わない気もします・・・。




なかなかインパクトのある柄ですね・・・。こういう柄なら、床がフローリングでも気にならないかもしれません。



驚きましたが、こんな商品もあるんですね。ふすまだからって和柄ばかりではないのかと、衝撃を受けましたが、参考になりました。

床がフローリングで和柄にする必要はないものの、隣接する部屋は畳張りで仏壇があります。

なので、あまり派手なデザインも遠慮した方がいいように思います。

色々と悩んでしまい、なかなか結論が出ないまま何日かが過ぎていきました・・・。