2020年10月31日土曜日

ウッドデッキにガーデンシンクを設置してみた その3

ウッドデッキの上に、シンクを新設する。

いろいろと考えて、そういう結論になりました。

水道をどこから引っ張ってくるのか、排水をどう流すのかも考えなければいけませんが、まずは場所をどこにするのか考えないといけません。


画像は、ウッドデッキの設計のときにつかったものです。

Skech Upというソフトを使って描きました。

数値通りに図形を描くことが苦手なため、普段は設計図を描くことがないのですが、ウッドデッキの作成に当たっては、絶対必要だと思って作りました。

ウッドデッキでよく使われているのは、右半分です。

家との接続は、2か所の掃き出し窓からですが、右側の掃き出し窓がリビングとつながっているため、出入りのほとんどは右側で行われます。

また、ピザ窯をウッドデッキ上に移動させ、その場所も右寄りのため、ピザを焼いて食べるのも右側です。

左半分の方が広いので、左半分を活用できればいいのですが、左半分に水道を新設しても、あまり使いやすくならないように思います。

そこで、ガーデンシンクは右側に作ることに決めました。


だいぶ悩んだのですが、ウッドデッキを狭めたくなかったので、赤で囲んだ部分に新設することにしました。

空中に浮かす形になるので、そういう工夫が難しそうですが、難しいところがいくつかあった方が、DIYが楽しくなりそうです。

水道に関しては、ブログを始める前に作っていたので、記事にしてはいませんでしたが、もともと庭にガーデンシンクがあるので、そこから引いてくることができます。

最近多少水漏れもしていたので、その修復もついでにしたらいいと思っています。

排水については、厳密にいうと生活排水になるため、排水パイプに流さないといけません。

でも、この周辺に排水パイプは通っていません・・・。

かなり悩んだのですが、石鹸や洗剤は使わない、食品の汚れをここで洗わない、などを家族で確認し、環境を悪くするような水を加えない前提で、雨水と一緒に排水することにしました。

2020年10月29日木曜日

ウッドデッキにガーデンシンクを設置してみた その2

今までのウッドデッキの変遷を振り返っただけで、前回の投稿が終わってしまいました。


便利になったので、ピザを焼いて食べたり、BBQをしたりといろんな活動をしてきたのですが、その中で妻がポツリとこんなことを言いました。

「ウッドデッキで洗い物ができたら便利やねんけどなぁ。」

聞いた瞬間に新しいDIYのネタができた!!と大喜びです。

ある程度頭の中で策を練って、費用についても概算で提案し、新規着工の許可をもらえました。




ガーデンシンクをネット上で探すと、安いものではこんなものが出てきます。

安く済むのはありがたいですが、このシンクではテンションが上がりません・・・。


先ほどのものよりいい雰囲気ですが、ウッドデッキとは合わない感じがします。

「ガーデンシンク おしゃれ」で検索すると、以下のような製品が出てきました。
これは確かにおしゃれです。昔のシンクっぽいところも好きです。

が、値段がかわいくありません。また、下の部分は自作しなければいけないようです。

写真のようなミシンの脚があればかっこよさそうですが、構造的に少し不安でもあります。

いろんなプランがあるものの、購入して設置は難しそうです。

結局、自分で作る方式になりました。

2020年10月27日火曜日

ウッドデッキにガーデンシンクを設置してみた その1

 これは、2019年9月のDIYです。

前回まで、長きにわたってウッドデッキをパーゴラで覆いつくした記事を掲載してきました。

DIYが大型化すると、記事も長くなってしまうのですが、私の気持ちも、大きなDIYをすると、その場所から離れがたくなってしまいます。

特にウッドデッキは、我が家の第2リビングといっても過言ではない場所になっています。

もっと便利で過ごしやすい場所にしたくなるのも当然だし、家族からDIYの同意を得やすいという点も大事です。

いくら趣味でDIYやっているとはいえ、そのすべてをお小遣いだけで賄おうというのは、安月給の身には厳しいものがあります。

そういう生きていく上での知恵のようなもので、家族のニーズに一致しているDIYであれば、家計から費用を捻出してもらえるだろう、という考えが身についています。

今まで、ウッドデッキは以下のような変遷をたどって、現在の状態になっています。


ウッドデッキができれば、暑さ対策として屋根がほしくなります。


ご飯を食べたり、趣味の活動にいそしんでいると、外からの目が気になってきます。


居心地のいい空間になってくると、さらに好きなものに囲まれて生活したくなります。

私の場合、ブドウを植えて、果樹に囲まれた生活をしたくなりました。


こうなってくると、唯一の弱点は、雨が降ったら使えないことです。


雨でも活動できるようになったので、夜でも活動できるように照明もつけてみました。


今ではウッドデッキでピザも焼けます。


そして、最後に行ったのが、


です。

現在のウッドデッキは、こんな状態になっています。


奥のパーゴラが見えにくいですが、木の色が違っているのが新設したパーゴラです。

全面にパーゴラを張ったことで、ウッドデッキ全体が使いやすくなりました。

今後、ブドウが成長すれば、夏は木陰で涼しく、冬は日差しの温かい素敵なウッドデッキになる予定です。

ただ、人は欲深い生き物で、よくなればもっとよりよくなればいいなと考え始めます。

2020年10月24日土曜日

ウッドデッキにパーゴラを追加してみた その27

 ステンレスのヒートンにエクセル線を結び付けて、ワイヤーメッシュを固定する準備を進めます。


この垂れ下がったエクセル線にワイヤーメッシュを結び付けます。



近すぎてピンボケしてしまっていますね。

ここは、隣り合ったワイヤーメッシュを一緒に固定しているところです。

こういう風に固定しておくと、ワイヤーメッシュ同士が一体化して、ずれにくくなります。


ワイヤーメッシュ1枚で1000mm×2000mmなので、新しいパーゴラ全体で6枚のワイヤーメッシュを使いました。

このワイヤーメッシュを使う方法は、大きな園芸店でされていた方法です。

売り物のブドウを実際に実を付けて展示し、購入できるという売り方でした。

ワイヤーメッシュなら、1枚で3~400円くらいで手に入るので、解体も簡単だし、設置も1枚ずつできるので、1人でもできました。

パイプなどを買ってくるより安く手早くできたと思います。


唯一苦労したのは、端っこの斜めになっている部分です。

形状に合わせて斜めにカットする必要がありました。

手作業だと苦労したと思いますが、ジグソーを持っていたので、刃を金属用にすれば、あっという間にカットできました。



本当はRYOBIやマキタ、Hikokiがよかったのですが、これだとそれらの商品より安く買うことができました。


これで無事完成です。

あとは、ブドウが成長してブドウ棚いっぱいに広がれば、夏は涼しく、冬には葉が落ちて日差しがあたたかなウッドデッキになるはずです。

2020年10月22日木曜日

ウッドデッキにパーゴラを追加してみた その26

 パーゴラ自体は完成しています。


後は、ブドウを這わせるためのブドウ棚の設置を残すのみです。


ブドウが植えてあるのは、上の画像の緑の〇の部分です。

右上がスチューベンで、もう大きく育っているもので、右下がまだ植えてすぐのシャインマスカット、左下は植えてすぐのシャルドネです。

左側が新設のパーゴラなので、今回作るブドウ棚は主にシャルドネ用ということになります。

ブドウ棚の設置には、コンクリートを敷き詰めるときに活用するワイヤーメッシュを使いました。

お店で見ても、ここまできれいな状態ではないですが、持ち帰って放置しておくと結構錆びます。

コンクリートはアルカリ性なので、コンクリートの中に埋めれば、錆びずに長持ちするようですが、ブドウ棚として使うなら、多少錆びていても大丈夫です。



まずは、屋根を支える柱にステンレス製のヒートンをねじ込みます。

ブドウ棚の重さを支える部分なので、錆びて壊れてしまっては困ります。ステンレスだと長持ちすると思い、この商品を選びました。

写真に写っていたひものようなものは、エクセル線と呼ばれる農業用の樹脂製ワイヤーです。




ビニールハウスなどの本気の農家の方が使うような商品のためか、ほとんどのお店では500mなどの単位で販売されています。

我が家のウッドデッキで使うと、使いきれるわけがない量です。

たまたま、100mで販売してくれているところがあったので、それを購入しました。

このエクセル線だと、屋外で紫外線にさらされて使う前提のものなので、こういうところでも気にせず使うことができます。

2020年10月20日火曜日

ウッドデッキにパーゴラを追加してみた その25

屋根材の波板張りが終わりました。


続いて壁と接する部分の防水加工です。

が、屋根の上に載っての作業で、必死だったため、画像がほとんど残されていません。

やったことは、波板を張る前にやっていた側面の壁とほとんど変わらないのですが、側面と正面では、波板の曲がり方が違います。


側面の防水加工は、アルミのチャンネル材を使っています。チャンネル材の下に波板が入り込むことで、雨水が壁側に流れださないようになっています。


分かりにくい画像で申し訳ありませんが、赤が側面、水色が正面です。

赤の方向なら、波板とアルミのチャンネル材の間に隙間がないので雨水の侵入は防ぐことができます。

対して、水色の正面方向だと、低くなったところは隙間があるため、雨勾配がとってあったとしても、多く雨が降ると逆流して侵入する可能性が出てきます。



そこで、写真のような波板パッキンと呼ばれる材料でふたをして、雨水の逆流を防ぎました。

波板の山の高さ、波の数によってさまざまな種類があるようです。

波板の種類に合わせて購入する必要がありますね。

雨水が入り込まないようにできれば、パーゴラの延長は完成です。


全てを張り終わった状態で、下から状態で撮影した写真がなかったので、中途半端な画像ですが、こんな状態になりました。



1期目では、画像の下側に当たる境界側の波板を、あまり飛び出さないように張りました。

それだと雨の降る角度によっては、かなりウッドデッキ内に雨水が降り込んできていました。

そういう反省を踏まえて、新しいパーゴラでは、屋根材を少し飛び出させているので、雨の日でも降り込みも少なく、快適に過ごせています。

この後、ブドウを這わせるためのブドウ棚の設置があるので、もう少し続きます。