2021年4月29日木曜日

両面時計をつくってみた その9

文字盤が完成し、どんな枠にするのか構想が固まったので、作業を進めていきます。



針葉樹合板の端材を用意しました。

これで枠の側面部分を組みます。

針葉樹合板は、針葉樹を薄くスライスしたものを何層も貼り合わせた合板です。


木目が特徴的なので、木目を生かした作品を作るときには面白いです。

普通の合板と比べて、針葉樹を使っているので、耐久性はその分低いかもしれません。


カットした枠用の板を、箱型に組んでいきます。

直角に組み合わせたいときには、写真のようにコーナークランプを使います。

コーナークランプに板を挟んで、角がきっちり合うように調整すれば、ドライバーを使っているときでも、少しずつずれていってしまったりしないので、きれいに直角になります。



きれいに組みあがりました。この中に時計が入ります。



枠に合うように、3mmほどの厚さのベニヤ板をカットして、真ん中を丸くくりぬいてみました。

直線カットは、スライド丸ノコに頼るときれいな一直線になるのですが、円形は難しいですね。



時計の大きさとはあったのですが、結局このまま取り付けてしまうと、間の抜けた時計になってしまいます。

画像がないため、分かりにくいかもしれませんが、穴を開けたベニヤ板に裏側から時計をあてがって、ネジ穴で固定する方法でいこうと思うのですが、



このネジ穴に裏からねじを打つと、ネジが飛び出してしまうし、ガラスがぐらぐらしてしまうのです。

もう一度方法を考えないといけなくなってしまいました・・・。

2021年4月27日火曜日

両面時計をつくってみた その8

ダイソーで買った時計の改造をしています。

文字盤のフリー素材をネットで探してきて、紙に印刷し貼りつけてみました。



こちらの方が少し落ち着いた風合いの方で、



こちらの方が少しポップな方です。

時計の枠の材質や形状にこだわって時計を購入することはありましたが、文字盤は二の次だったので、文字盤でこんなに印象が変わるのが新鮮でした。

せっかく文字盤を好みの雰囲気にしても、枠がプラスチックでしかも水色だと台無しです。



この時計なら、色も選べますし、枠がアンティーク調でおしゃれに見えます。



厳密にいうと枠ではありませんが、文字盤の周りにあるので枠として考えると、アメリカンな雰囲気が好きな人にとっては、時計もアメリカンな雰囲気にできると、インテリアの統一ができると思います。

今回は、枠を木で作り、プラスチックの枠を使わないことで、文字盤の雰囲気とあった枠にしたいと思います。

2021年4月24日土曜日

両面時計をつくってみた その7

文字盤を工夫しようとネット上からフリー素材の物を探して印刷してみました。



ネット上でいろんなものを提供してくださっている方がいて、こういう時に助けられます。

文字盤を印刷したものを、ハサミでカットして雰囲気を確認してみましたが、

右側のものは、数字が内側の方に書かれているため、針で文字が隠れてしまいます。

デザインに対する好みを確認するまでもなく、実務的な意味合いで、デザインを決定することになってしまいました・・・。

右側の文字盤も好きだったのですが、時間がわからなかったら意味がありません。



文字盤が違うと、時計のイメージが一変しますね。

いい雰囲気になったと思うので、針を戻して作業を進めていきます。



あまり気づく変化ではないのですが、文字盤以外にも、少し変化を加えてみました。



秒針の色です。

多分、長針と秒針の長さが同じような感じなので、色の違いで区別しやすくしてくれているのだと思うのですが、赤いと現代的な感じがしたので、油性マジックで黒く塗りました。

もう1つの方も、同じようなレイアウト(数字が外の方に書かれている)タイプのものを貼りました。



枠が水色だと、子ども部屋に掛けそうなポップなイメージになってしまいますが、この枠は使わない予定なので、気にせずに進めます。

2021年4月22日木曜日

両面時計をつくってみた その6

形状が決まったので、さっそく作成していきます。



まずは時計を分解してみます。

枠は、ネジを4つ外せば取り外すことができました。透明な板はガラスでした。

プラスチック的な素材を使っているかと思っていたので、予想外でしたが、ガラスの方が安いのかもしれません。




木製の時計枠の内側からこの状態で押し当てて、ネジ穴を利用して枠にネジを打ち込めば、時計がうまく固定できるように思うので、その方向で作業を進めていきます。



枠と針を外してみました。

文字盤をどうしようか悩んだのですが、シンプルな駅の時計にするなら、このままでもいいような気がします。

でも、せっかくDIYをするなら、文字盤までこだわりたい気持ちが勝ったので、どうするか考えます。



確かに文字盤が変わると、時計の雰囲気が変わります。

ネット上で、時計の文字盤を検索してみると、フリー素材でもいろいろなものが出てきました。




時計の見やすさ、見にくさなども考慮しつつ、どの文字盤にするかを考えていきたいと思います。

2021年4月20日火曜日

両面時計をつくってみた その5

ウッドデッキに設置する両面時計をDIYで作ることになりました。

時計自体はダイソーで購入しています。



100円なので、精巧な作りではないかもしれませんが、100円で掛け時計が買えることに驚きました。

買うときに、白い枠の時計が欲しかったのですが、白いものが1つしかありませんでした。

枠の色をそろえるために、ダイソーをはしごする気持ちにはなれなかったので、とりあえず色は違うものの、2つの時計を購入して持ち帰りました。

前回も裏側の様子は見せていますが、もう一度確認しておくと、



こんな風になっています。

枠の大きさと、本体の大きさが違うのです。

この形状で、しかも枠を固定するためのネジ穴が本体から飛び出していると、時計と同じ大きさの円柱形の枠に時計をはめるのは難しそうに思えました。

そこで、駅に設置してある時計をイメージして、四角い時計にすることを考えました。

「駅の時計」で検索すると、こんな時計が出てきました。確かに駅や学校の時計はこんな形な気がします。

「四角い時計」で検索してみると、



こんな時計も出てきました。

この時計なんかは、駅の時計そのものな感じがします。

枠を作って、その中に時計をはめこむので、こんな風にはできないと思いますが、こういうイメージで作業を進めていこうと思います。