2020年7月30日木曜日

キーフックを作ってみた その3

それでは、クラッキングメディウムを使ってみたいと思います。


塗料を塗る前にクラッキングメディウムを板に塗りつけます。

保護塗料などとは違うので、必要な部分にだけ塗ればいいです。塗った場所全部が同じように裂け目ができるわけではないので、どんなクラックができるかも楽しめます。

そして、ここが重要ですが、乾ききる前に塗料を塗るのが良いようです。

これが難しい所ですが、ドロドロだと塗料を塗るときに剥がれてしまうし、乾ききっているとクラックができなくなってしまいます。

触るとネタネタするけど、手には付いてこないくらいが良いようです。


塗料を塗ってみました。まだあまり変化はありません。

多分、水のり的なものが乾いていくときに収縮するので、塗料も一緒に収縮するんじゃないかと思います。


少し時間がたって、クラックが出てきました。


けっこうおもしろい形のクラックが入ってくれました。

クラックの隙間から下地が見えるので、こだわるなら下地の塗装をしておくと、より完成度が高まると思われます。

内側には黒板塗料を塗りました。


黒板塗料ですが、いろんな色が取り揃えられています。

私は、黒を使いました。


ちゃんと黒を塗った面を写した写真がありませんでした・・・。他の工程で一緒にお見せします。

黒板塗料を使いましたが、別にチョークで何か書きたかったわけではありません。

塗ったときの質感が好きなのです。

塗料1つでも、質感が変化し、味わいが変わるのが楽しいですね。

2020年7月28日火曜日

キーフックを作ってみた その2

素麺の箱の内側に合板の端材を接着しました。


クランプなどを使って圧着すると、しっかり固定することができます。


回して締めるタイプのクランプと比べると、圧力は少し弱いですが、洗濯ばさみのように使えるので、便利です。



続いて塗装です。

この箱のままで玄関に飾るのはかなり勇気がいります。

そこで、外側は水性ペンキのミルキーホワイトで塗装しようと思います。


かなりの昭和感漂うパッケージですが、ペンキは昭和の物ではありません。

あと、ただ塗装するだけなのは面白くないので、クラッキングメディウムというものを使ってみようと思います。


ターナー社の塗料は見た目がおしゃれなので、棚にずらーっと並べたくなります。値段はかわいくないので並べられませんが・・・。

この商品は、ペンキを塗る前に塗っておくと、塗装にクラック(裂け目)が入る、というものです。

せっかくの塗装になぜクラックを??という感じもしますが、古いものには、塗装の剥がれやひび割れなどがあるので、そんな風合いを出すための液体です。


中身はこんな感じです。トロッとしていて水のりのようです。実際にクラッキングメディウムがない場合は水のりで代用できるそうなので、成分も似ているのかもしれません。

2020年7月25日土曜日

キーフックを作ってみた その1

これは、2019年5月のDIYです。

何か作りたい気持ちと時間はあるんだけど、何も作る物が思い浮かばない・・・。

そんなときに作った作品です。

こういう時は、仕事が忙しくて疲れているときが多く、気分転換をしたいものの、頭が働いていないので、何をしたらいいのかうまく判断ができていません。

何もせずにボーっとしていたり、家事に専念すればいいのですが、それも嫌な時にはDIYに没頭したいと感じることが多いです。

でも、結局頭が働いていないので、いい考えが浮かばなくて動き出すことができません。

そんなことが続いていたのですが、今日は何か作ろうと決意して作る物を考えることにしました。

何か作りたいものはないかと家中を見渡して、作りたいもの、作ったら便利になる物を探してみました。

特に見つからなかったというのが本当の所なのですが、強いて探すと、玄関に鍵などを掛けて置けるキーフックがあればいいなと思いました。

実は、以前にキーフックづくりに挑戦したことがあったのですが、妻の好みに合わず、実家にもらわれていったという経緯があります。

まずはそちらの作品から紹介したいと思います。


もらいものの素麺の箱です。

ちょっといいものをもらうと、こういう木の箱に入ってくることがあります。

多分桐か何かの合板ではないかと思うのですが、貧乏性なので、こういう箱を見ると、何か作れないか、何かに使えないかと考えてしまいます。


まず加工に耐えるように補強していきます。

素麺の箱は軽くて、持ち運びや運送に困らないように薄く作られてあります。そこで箱の側面と同じ高さ、長さに切った合板の端材を用意しました。


9mmほどの合板を木工用接着剤を使って、箱の長い方の辺の内側に固定しました。

これで、この面にネジを打つことができるようになります。

2020年7月23日木曜日

池の水漏れを補修してみた その4

ネットショッピングでベントナイトを購入してみました。


紙コップに入れてみました。

水を足すとすごく膨らむと聞いたので、少量にしてみました。そしてここに水を足すと・・・。


ちょっとピンボケしていますが、まだ混ぜていません。

水を入れた分増えただけなので、これなら大丈夫そうです。


混ぜていくと足していった水がグングン粘土に吸収されていきます!!

ものすごく膨らむので、面白かったですが、ここまで進めて膨らませてから入れるのと、入れてから膨らますのではどちらが良かったんだろう?と悩んでしまいました。

まあ、ここまで進めてしまったので、このまま作業してみます。


亀裂にこすりつけて、埋めていきました。

粒が小さいので、どんどん隙間に入っていってくれて、しっかり埋まったように思います。


こういう池の際にも塗りこんでみました。

ここは、水面より上の部分なので、隙間があっても大丈夫なのですが、家の壁面なので、水が入らない方がいいと考えました。


隙間は全て埋まりました。

その後の池はというと、


9月に撮影したものですが、池が少し濁っていますがこれは夏の日差しと気温によるものだと思います。

とくに水漏れもなく順調に池の管理ができています。

ベントナイトのおかげで、この年も無事に生き物の世代交代に成功しました。

2020年7月21日火曜日

池の水漏れを補修してみた その3

池の補修方法を考えている途中です。


ヘアークラックと呼ばれるような小さな亀裂ではなく、けっこうガッツリと入っています。

これを埋めようと思うと、小手先だけの作業ではダメな気がします。

ネット上で色々と調べていると、「ベントナイト」というものを使って、池作りをしている人がいるということが出てきました。

ベントナイトというのは、とてもキメの細かい粘土だそうで、しかも水を吸うとかなり大きく膨らむそうです。

よく知っているものだと、ネコ用のトイレの砂がベントナイトでできているようです。

水分がかかると、膨らんで固まるので、トイレの中の固まった部分だけを捨てればいい、ということだそうです。

池の壁面・底面に厚めにベントナイトを塗りこんでしっかり水を吸わせると、粘土の層ができ、水が染み込まなくなるそうなのです。

そこで、ベントナイトを亀裂に埋め込んで補修してみることにしました。

池を作るような量のベントナイトがきてしまうと、多すぎて困るのでどうしようか悩んでいると、美容パックの素材としてベントナイトが売られているのを発見しました。

100gもあれば、あの亀裂は埋まってくれそうです。

そこで、この商品を注文してみました。

メール便のため、送料も安くつき助かりました。

2020年7月18日土曜日

池の水漏れを補修してみた その2

地震の影響か、亀裂から水が漏れてしまっている池。

何とかして水漏れが収まるように、補修をしていきたいと思います。

補修方法としてまず一番に考えられるのが、「防水セメントで隙間を埋める。」です。

防水セメントを作り、亀裂に押し付けるように塗っていけば、隙間は埋まり、水漏れも止まるんじゃないかと考えました。

防水剤という薬剤を混ぜれば、普通のセメントからも作ることができますが、水を入れれば防水セメントになるようなものもあるようです。

ただ、そのためには一度池の水を全て抜いてメダカなどの生き物を水槽などに避難させなければいけなくなります。


池の水は、こんな状態です。水量が少なくなったら雨水タンクから補充をするものの、基本的には自然なままの水です。

とくに浄化剤を入れるでもなく、ほったらかしですが、この程度の透明度を保っています。

それは、水の中にバクテリアがいて、水をきれいに保つように働いてくれているんだと思います。

一度池の水を抜いて補修してしまえば、自然のサイクルが成り立っている環境を壊してしまうことになります。

しかも、セメントは少しの間アクを出し続けるので、その間は水を張ることができなくなってしまいます。

長い期間、狭い水槽に生き物を閉じ込めておくのもかわいそうに思えてきました。

しっかりと補修ができるいい方法ではありますが、最終手段として取っておくことにしました。

続いて思いついたのが、「防水ペンキを塗る」という方法です。


缶にも「高級耐水コンクリート塗料」と書かれています。

池の表面に塗っておけば、水をはじいて防水が保てそうです。

ただ、亀裂の上から塗っても、結局亀裂は埋まらず、また地震などがあったときにはその隙間が広がって、塗装にも亀裂が入り、漏水が再開する気がします。

この方法も自信が持ち切れずに保留することになりました。

2020年7月16日木曜日

池の水漏れを補修してみた その1

これは、2019年4月のDIYです。

我が家の庭には小さな小さな池があります。もちろんDIYで作った自作の池です。



小さな池ではあっても、メダカやミナミヌマエビ、カワニナなどが細々と生息し、少しずつ世代交代していきながら、毎年私を楽しませてくれています。

池を作った当時は、今よりも知識が少なかったので、あまり考えることなく、セメントに防水剤を混ぜて池をつくりました。


今だったら、プールライナーを使って作っていたような気がします。

素人の作ったものでしたが、防水剤がしっかり効いていて、水が抜けることはありませんでした。

雨が降らない日が続くと、水量が減ってしまうのですが、雨水タンクを設置してあるので、異常気象でもなければ、水の補給もできていました。

私は雨水タンクを自作しましたが、こういう市販のものを買った方が、メンテナンスはしやすいかもしれませんね。

それが、大阪北部地震のあと、水のたまりが悪くなってしまったのです・・・。 

近くで様子を見てみると、どうも池のコンクリートに亀裂が入っているようなのです・・・。


この写真では分かりにくいですが、中央の下側に亀裂が入っています。


この写真だとわかりやすいですね。

水が減っていたので、雨水タンクから補給したのですが、補給後少しずつ減ってしまっています。

このまま放置しておくと、細々と世代交代しながら生きのびてきたメダカやミナミヌマエビやカワニナを危険な目に合わせることになってしまいます。

そこで、池を補修する方法を考えてみました。