2019年5月18日土曜日

雨水タンクを移動させてみた その1

これは2016年8月のDIYです。

家を建てた翌年の夏に雨水タンクを作りました。そもそもの目的は、花壇の水やりに水道水を使わずに、雨水を使えたらいいなと思ったことです。


雨水なら、水道代もかからないので、好きなように水を使うことができます。




既製品を買えば、トラブルも起きず、使い勝手もいいのだと思うのですが、自作するのが好きなので、いろいろと考えながら作りました。


今回は移設がメインなのですが、元々どんなものを作ったのかも説明しておきます。



分かりにくい図なのですが、上の灰色が、雨どいからの雨水の流れです。


まず、雨水は、ポリタンク(黒で囲った部分)に入っていきます。

降り始めの雨は、大気中の埃や屋根の汚れを含んでいて、汚れているし酸性になっていると聞いたので、その雨は捨ててしまおうと考えました。

ポリタンクが満タンになったら、オーバーフローした水が、上段のタンクにたまっていきます。


上段のタンクが満水になったら、左側のホースを伝って、下段に流れていきます。下段同士は、上下でつながっており、主に下の連結から水が流れ、上の連結からは空気のやりとりをして、下の段は同じ量ずつ水がたまるようになっています。

雨が止んだ後に、ポリタンクにたまった汚れた水(初期雨水)を排水しておけば、次の雨の時にも、汚れた初期雨水はタンクにためられないはずです。


3つのタンクにしたのは、ためられる水の量を増やしたかったからです。3つ合計で200L以上の水をためることができます。


タンクは、ベランダストッカーといわれる収納を利用しました。




大きい方が120L、小さい2つが80Lだったと思います。


ただ、上下2段にしたせいで、タンク内で詰まったり、うまく流れなかったりなどのトラブルが良く起こってしまい、雨が降ったのに、たまらないこともよくありました。

トラブルの多い雨水タンクでしたが、DIYで池を作ったので、池の水の補充にはとても役に立っていました。


花壇の水やりには使うことがなかったので、水道管をつないで、池に水を注ぎこむ通路を作って活用していました。

それが、ウッドデッキを作るときに、雨水タンクの棚自体が邪魔になってしまい、移動させなければいけなくなりました。


 ウッドデッキを作ってみた


今回なぜ雨水タンクを移設させるかということですが、ウッドデッキの予定地に雨水タンクを設置している棚も入ってしまっていたのです。


ウッドデッキを作っている最中には、雨水タンクを設置し直す余裕がなかったので、タンク自体を家の裏手に移動させて、雨どいとの接続はせずに、そのまま放置していました。

半年ほど放置したのちに、一応タンクと雨どいはつながれ、水がためられるようになっていはいました。


ウッドデッキ作りに始まった大型DIYもひと段落したので、雨水タンクの使い勝手を向上させるのと、池をもう少し拡張したいと思い、今回のDIYとなりました。

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