2023年9月30日土曜日

オンデュリンを使ってみよう

ひさしの現状がわかりました。

テント生地での補修が無理だったら、屋根材を使った補修になります。

一番手っ取り早いのは、

トタンの波板を買ってきて側面と天面に貼ることです。

値段も安いし、ある程度の年数は持つと思います。

ただ見た目は貧相です。

母親に聞くと、さすがにトタンは・・・、となりました。

だからと言って、ポリカ波板だと光を遮らないので店内がまぶしく感じそうです。



ポリカ波板にもいろんな種類があり、熱線カットやUVカットなどもあるのですが、透明でない方がいいとのことです。

そこで、多少値段が高くなるのですが、



オンデュリンを使うことにします。

オンデュリンはフランス製の屋根材で、セルロース繊維の本体にアスファルトをしみこませて作っているそうです。

柔らかいので加工も簡単だし、雨に強く耐久性も高いと聞いたので、初めて使う材料ですが、これでひさしを作ってみようと思います。

2023年9月28日木曜日

元々のひさしの現状把握

喫茶店のひさし(テント生地)の破損、なんてネットで検索しても修理方法は出てこなさそうです。

出てきたとしても、テント生地を扱っている業者のサイトに飛んでいく気がします・・・。

なので、形状を見てどんな方法がとれるか考えたいと思います。


枠組は鉄のパイプとアングルを使っているようです。

建物にはネジで固定しているようです。

多分隙間にはコーキングを打っていて、雨水がしみこまないようにされているのだと思います。

だとすると、下手にとってしまうと、建物本体に雨漏りが起こる可能性もあるので、このアングルはそのまま活用した方がいい気がします。


テント生地の下側は、枠組みに巻き込んで紐で固定されています。

結び方もしっかりしていたし、紐自体も劣化していなかったので、耐久性の高いものを使ってしっかり固定しているのだと思います。

穴の部分は、


下から吹き上げた突風で破損したと思われますが、応急処置のために防水テープで穴をふさいだ時に確認すると、パーツが少し足りないようです。



防水で超強力なゴリラテープなら、パーツさえそろっていれば応急処置が永久処置になるのでは?などと考えたのですが、劣化はここだけのことではなかったようです。

天面全体が傷んでいて、いつかはどこかが劣化して穴が開いていたんだと思います。

2023年9月26日火曜日

実家の喫茶店の出入り口が・・・

これは、2023年の2月のDIYです。

何度も紹介していることですが、私の母親は実家のリビング・ダイニングを改装して喫茶店を営んでいます。

喫茶店といっても大層なものではなく、近所のお年寄りの方の憩いの場、という感じの場所です。

ある日家でのんびりしていると、母親から修理の依頼が舞い込みました。見に行ってみると・・・




よく見ないと分かりませんが、



寄っていくと、入り口のひさしの部分が・・・



大破してしまっています。

どうやら春の嵐で劣化していたテント生地に穴が開いてしまったようです。

高齢に差し掛かりつつある両親なので、喫茶店もあと何年できるか・・・、などとたまに言っている状態です。

このタイミングで業者に頼んで同じものを作り直してもらうのはとためらったようです。

確かにテント生地に文字も入れてもらって、この形状に縫ってもらうと結構な値段がしそうです。

かといって、このままにしておくと雨の日なんかにはここで傘をさしたりたたんだりする人は困りそうです。

また、デッキ部分が濡れてしまうと高齢の方だと転倒の恐れもあります。

そこで形状が変わってもいいから、何とかしてほしいという依頼が私に入りました。

テント生地を縫って、というのは難しそうなので、他の方法を考えていきたいと思います。

2023年9月23日土曜日

焼却炉の耐久性アップに成功!!

こういう塗料には、錆転換材が入っていることが多いそうで、赤さびを黒さびに転換してくれるようです。

錆びると金属をボロボロに腐食してしまう赤さびに対して、黒さびは錆びても金属を腐食しません。

なので、赤い錆ではだめでも黒さびにしてしまえば大丈夫なのだそうです。


錆びて粉状のものが付いたところは、紙やすりでこすって錆を落としました。

その上から塗料を塗ります。

塗った瞬間はこんな色でした・・・。チョコレート色って書いていたのに紫色です。


光の反射で見にくいですが、少し時間が経つとこんな色になりました。チョコレート色に見えます。

どうやら錆を転換することで、チョコレート色に落ち着いたようです。

紫色の焼却炉って目立つし違和感があるなと思っていたので、チョコレート色になってよかったです。


試しに物を燃やしてみました。

元々そこにはセメントが塗ってあるので、熱くはなりませんでしたので、ウッドデッキにも置くことができます。

側面ですが、結局熱かったです。

触っていられないくらいの温度にはなってしまいました。

2~3cmくらいの厚みではそのくらいしか断熱できないのだと思います。


ただ、外から冷気が伝わらないからか、高温でゴウゴウと燃えてくれました。

今後も庭木の伐採と焼却はしていきたいと考えているので、耐久性のアップしたこの焼却炉でガンガン燃やしていきたいと思います。

2023年9月21日木曜日

塗料で耐久性をアップさせる

プラダン型枠を取り外したので、次の工程に移ります。



鼻血のときに鼻に詰めたティッシュのようですが、これもプラダンです。

通気口の穴からセメントが漏れないように、穴に詰めていたプラダンです。

適当な長さに切って、穴をふさいでいました。穴より大きめに作ってねじこめば大丈夫でした。


穴の中と外もうまくつながっています。

断熱がうまくいけば、空気が入ってきて激しく燃える上に、耐久性も高まりそうです。

そこでここから次の工程です。

いくら耐久性を上げても、錆がひどい状態は変わっていません。

そこで錆の対策をしたいと思います。


錆を止める成分の入った塗料を塗ってみようと思います。

錆を止めたうえで塗料でコーティングするので、耐久性は上がると思います。

2023年9月19日火曜日

プラダン型枠でもうまくいったのか

枠に断熱セメント(自作)を流し込みました。



作業中に何度か缶を持ち上げて落としてを繰り返したり、側面を手でたたいたりして、セメントの隙間はなくしたつもりです。

固まるまで作業できないので、1週間ほど放置します。完全硬化にはもう少し時間がかかるのでしょうが、枠を外しても問題ないくらいには固まるはずです。


さあ1週間後の様子です。

セメントはちゃんと固まっているのでしょうか。
空洞はできていないのでしょうか。

型枠として使ったプラダンを取ってみましょう。


セメントの中に入っているプラダンですが、ベニヤ板よりは取りやすかったです。




ペラペラなので形がすぐに変えられて、セメントと型枠の間に隙間を作れるので、そこからはがしていきました。


中の写真を撮り忘れていたため、中の様子は後でお見せするとして、プラダンはこんな風になっていました。

さすがに再利用はできなさそうですが、値段を考えるとそんなに損失には感じなくて済みそうです。

2023年9月16日土曜日

プラダンの型枠に断熱セメントを流し込む

セメントを流し込むための枠ができました。



雑なので、きれいな円にできていません。この辺りから失敗のにおいが漂ってきます・・・


空気口に詰めたプラダン、鼻血のときのティッシュのようです・・・。

とにかく、ここにインスタントモルタルとパーライトを混ぜたものを流し込みます。






砂とセメントが混ぜてあるので、水を注げばすぐに使えます。

ここに、



を混ぜて水を入れてかき混ぜます。

パーライトは多孔質で、セメントの水を結構吸い込んでしまうのか、途中でパサパサになったので、水を足しました。

水を足すことで硬化に影響が出ないか心配だったのですが、水を入れなければ固まらないような気がする状態だったのでしかたありません。


流し込みました。狭い隙間に流し込む作業が難航して、漏れまくりの垂れまくりですが・・・。