2023年9月5日火曜日

劣化した焼却炉の調査 その1

燃焼効率がいいということは、かなり高温になるはずなので、金属部分の劣化が激しいです・・・。


鉄筋は太さがあるので、中までは劣化していませんが、外側は錆びて削れて、溝が見えなくなっています。


灰処理用のエビ管は空気の流入口にもなっているので、あまり劣化していません。

熱がこちら側にこなかったのでしょう。


下の方は処理しきれなかった灰が残っていて、それが断熱していたからか、劣化は見られません。


でも、穴の周辺は高温にさらされていたため、劣化が激しいです。もともと開いていた穴もあるので、ここから崩れてしまいそうです。


紫外線や風雨による劣化もあるでしょうが、木からでる成分(木酢液のような)が劣化させていることもあるかもしれません。

物を燃やした時に出る煙を冷やして集めたものが木酢液だと聞いたことがあるので、そういう成分が錆びの進行を早めるのかもしれません。

長くなったので、ここで切ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿