2019年9月30日月曜日

室外機カバー兼棚を作ってみた その5


この室外機の辺りに棚を作ります。

ウッドデッキがあるので、下の室外機は半分くらい隠れていますが、上の室外機は、けっこう存在感があります。

使うのは、SPFの2×4材です。それほど荷重のかかる場所ではないので、ケチって、その2×4材を半分に割いて使います。

材料をホームセンターで買ってくるときには、半分にするのも、ホームセンターで頼むのですが、端材や家にあるストックを使うのなら、自分でしなければ

細い木材を半分にするには、できるだけ手で持たないでいいように最初の準備をしておく必要があります。

私は、洗濯ばさみの親玉のような、バネクランプを使います。




普通のクランプと違って、押さえる力は少し弱いですが、丸ノコの作業中に板が動かないようにするくらいの力はあります。

クランプと違って、セットするのが早いので、場所を入れ替える機会が多いときは、こちらを使います。




両端をバネクランプで押さえておいて、丸ノコの刃が近づくときだけ、外します。バネクランプが板を動かないようにしておいてくれるので、丸ノコに両手を添えて慎重に作業することができます。



丸ノコに付属している丸ノコガイドを使って、一直線に切っていきます。このガイドは、精度はそんなに高くないので、しっかりまっすぐ切りたい場合には、別売りの物を使った方がいいかもしれません。


何とか、ケガをせずに、それなりにまっすぐに切ることができました。

面倒な作業なので、板を縦に切るのは嫌なのですが、この作業をすれば、2×4材1本で、2本の支柱を作ることができます。経費削減のためには、大切な作業です。

ちなみに、懐に余裕があるなら、こんな作業をしなくても、SPFには、2×2という規格もあるので、そちらを使えば、サイズにばらつきも出ません。

2019年9月28日土曜日

室外機カバー兼棚を作ってみた その4

前置きがずいぶん長くなりましたが、ウッドデッキに、室外機カバー兼棚を作ります。

室外機カバーというほどカバーしていないのですが、さりげなく隠す、という意味でカバーということにしておきます。

以前、ウッドデッキに薪棚を設置しました。



以前にDIYでピザ窯を作っていて、たまにピザを焼くのですが、庭で剪定した枝を乾燥させておけば、薪として使えるし、DIYで使った木材の端材や廃材も適当なサイズにカットしておけば、薪として使えます。

そういう薪になる木材を乾燥しておく場所として、薪棚を作りました。

 薪棚を作ってみた

薪棚がどこにあるのかというと、



上の方の赤い四角で囲んだところです。

ウッドデッキの中で一番奥まっていて使っていない所に置きました。

なぜ使っていないかというと、隣に室外機があるのです。

しかも和室用の1台とリビング用の1台の計2台。

なので、薪棚に向かって、夏場は温かい風が吹きつけています。薪は乾燥させたいので、いいかもしれませんが、それ以外の用途には使いにくい場所です。



その場所の現状を包み隠さずにお伝えすると、こんな感じです・・・。

こんな状態ではいけないと思いつつ、奥まっていて道路側からは見えないことをいいことに、「どこに置いたらいいか悩んだら、室外機の上!!」みたいな状態になっていました。

反対側からは、



こんな感じで、よく分からないものを右手奥の室外機上に載せていっているため、スッキリして見えています。

まるで、急な来客に対応するために押し入れの中にそこら辺の物を全部押し込んだようなことになっています。

室外機が丸見えなのも、よろしくないし、室外機周りにいろんなものが置かれているのもいい状態とは言えません。

いろんなものを置くあまり、室外機の裏側に落ちてとれなくなり、放置されているものもあります・・・。

そこで、室外機を隠しつつ、物が置けるスペースを確保するDIYを実施しようと思います。

2019年9月27日金曜日

室外機カバー兼棚を作ってみた その3

ウッドデッキを作ってよかった理由の3つ目は、

お気に入りの空間ができて、そこにいる時間を長くしたくなった。

ということです。

とにかくウッドデッキに良く入りびたるようになりました。

高校生の頃に、クラブ活動の部室に友だちと漫画を持ち寄って、クラブの後も漫画を読んで楽しんだように、長い時間留まると、「ここがこうなったら・・・」という気づきが出てきます。

そういう所を改善しながら、ここまでDIYを進めてきたわけです。

今までに紹介した以外にも、


ピザ窯で使う用の薪棚を作りました。


照明も付けました。


ウッドフェンスも付けました。

ウッドデッキに出ていて、道路にいる人と目が合うと、お互いに気まずい感じになっていたのが、人目を気にしなくてよくなりました。


ウッドデッキにブドウを這わせるために、ウッドデッキ下に花壇も設置しました。

こんな風に、ウッドデッキの使い勝手を向上させるために、いろんなことを考え、改善したら、さらにまたウッドデッキの居心地が向上する、という繰り返しで、ウッドデッキ周辺がどんどん進化していっています。

前置きが長くなりすぎましたが、今回は、ウッドデッキに置いてあるエアコンの室外機をさりげなく隠しつつ、物を置けるスペースを作っていきたいと思います。

2019年9月25日水曜日

室外機カバー兼棚を作ってみた その2

ウッドデッキを作ってよかった理由の2つ目は、

雨や太陽の当たらない空間で、外の風を感じられるようになった。

ということです。

作ってすぐのころは、ウッドデッキには屋根を付けていませんでした。




これはまだつくりかけの写真ですが、作ってから数か月はこんな感じで、オープンなウッドデッキでした。

3月に作って、4月の上旬くらいまでは、こんな状態でも風を感じられて気持ちよかったのですが、4月下旬辺りから層も行っていられなくなります・・・。

風がいくら気持ちよくても、日差しが厳しいと外に出る気にはなれません・・・。

そこで、パーゴラを作り、日差し対策を図りました。


これは、作戦大成功で、日差しが当たらなくなった分、外に出るのも楽しみになったし、窓から数mのところまで影になったことで、室内も涼しくなりました。

ただ、パーゴラには屋根材をつけていないので、雨が降ったらお手上げです・・・。

そこで、雨の日でも外に出られるようにと、屋根材を取り付けることにしました。

トタン屋根にするか、透明な屋根にするかで悩んだのですが、冬には暖かくなってほしいので、透明な屋根を選択しました。

透明な屋根材となると、塩ビかポリカが選択肢になります。


値段のことも考えて波板にするとして、塩ビだと耐用年数が短く、張り替えの手間を考えると、結局面倒くさくなってしまうように思います。

その点、ポリカーボネート製の波板だと、塩ビ波板より多少高いですが、耐用年数が長くなります。

ホームセンターで熱線カットポリカというものを見つけたので、夏の日差し対策として、それを使ってみました。


家族だけだと、雨の中でウッドデッキに出ようとは思いませんが、友だちを呼んでピザを食べたい、などとなったときに、小雨で屋根があれば、予定を変更せずにウッドデッキで過ごすことができます。

また、家の中よりも外の方が風が気持ちいい日などには、ウッドデッキに出ていれば、エアコン代も節約になります。

また、日差し対策にもなるかなと考え、ブドウを植えたので、夏の日差しが厳しい時期には、ブドウの葉が日差しを和らげてくれ、冬には葉っぱが落ちるので、暖かい日差しが降り注ぎます。

トタン屋根にしてしまうと、夏は涼しく冬には日陰になってしまい、寒くて出たくなくなっていたかもしれません。

ポリカーボネートという石油化学製品を使ってはいますが、自然の力も活用することで、気持ちのいい空間をつくることができました。

2019年9月23日月曜日

室外機カバー兼棚を作ってみた その1

これは、2017年6月のDIYです。

ウッドデッキを作って以来、ウッドデッキ周辺のDIYがかなり多くなっています。

ウッドデッキが、日常的によく活用されているからだと思います。

ウッドデッキを作って、変わったことといえば、

まず第一に、リビング・和室の掃き出し窓から庭に出やすくなったという点が挙げられます。

写真を見るとよく分かると思うのですが、



元々はこんな感じの庭でした。

新築時に外構工事の業者さんに掃き出し窓の下に、コンクリートの台を作ってもらっていましたが、窓までの段差が大きく、特に子どもには危険な高さで、小さい頃は、ここからの出入りを禁止したり、踏み台をつくったりしていました。

また、長男が小学校低学年くらいのときに、窓が閉まっていると思って、室内側からもたれかかってしまい、網戸ごと、地面に転がり落ちたこともありました。

幸い大けがにはならずに済んだのですが、この段差のせいで掃き出し窓からの出入りはあまりしていませんでした。

それが、ウッドデッキを作ってしまうと、



窓が見えなくて分かりづらいですが、窓とフラットな高さに床があるので、窓さえ開ければ小さい子でも、お年寄りでも、安全に出入りできます。

これだけのことで、庭へ出るのが苦痛ではなくなり、昼食や夕食、おやつタイムなどにも、ウッドデッキが活用されることが増えました。

また、ウッドデッキからの階段も3段にしてあり、掃き出し窓からコンクリートの台まで降りていたときより、スムーズに上り下りできるので、ウッドデッキから庭への移動もスムーズにできます。

移動に苦労しない、ということが解決されただけで、出るのが面倒だった庭が、出るのが楽しみな空間に変わりました。

2019年9月21日土曜日

階段状の棚を作ってみた その5

材料に切り欠きを入れるところまで進んでいます。


この切り欠きが厚すぎると、板同士をはめたとき、ブカブカになってしまい、ずれやすくなります。

逆に薄すぎると、木をはめるときに苦労します。ひどいときには、はめていくときには割れてしまいかねません。

なので、切り欠いた後、はめてみるときが一番緊張する場面です。


何とか組み上げることができました。

しっかり採寸しておいたので、組み合わせもずれなくできました。

このまま組み上げて、コーススレッドで固定して終わりでもいいのですが、もう少し雰囲気づくりをがんばってみようと思います。


物が置かれる場所になる水平方向の板には、白ペンキを塗りました。特に参考にした事象はないのですが、縦と横を塗り分けた方が、いい気がしたのです。


もう一度組み上げました。

どうなんでしょう・・・。いいのかどうかもよく分かりません・・・。


せっかくなので、もう少し古材感を出したかったので、やすりで削りました。そして最後にブライワックスのアンティークブラウンをすり込んで完成です。

ブライワックスのおかげで、古材感がアップしました。


サイズ的には、CDや文庫本が入るサイズになっています。


妻に協力してもらい、家にある物を飾ってみました。

同僚宅でどんな使われ方をするのか分かりませんが、渡したときには、とても喜んでくれていました。

2019年9月20日金曜日

階段状の棚を作ってみた その4

材料の用意が完了しました。



元々は、コンクリートが付いて、不潔感さえあったのですが、


サンダーで磨くことで、古めかしいものの、不潔ではなくなりました。


木目以外に縦線が入っていますが、経年劣化で出たと考えると、長年使いこんだ感じに見えなくもありません。


その杉板に、切り欠きを入れていきます。

板の半分までを、板の厚さ分切り欠きます。

この切り欠いた部分どうしを組み合わせれば、板を縦横につなぐことができます。

切り欠くためにのこぎりを使ったのですが、まっすぐに切ったつもりでも、線がガタガタになってしまうことがあります。ガタガタだと、仕上がりがきれいになりません・・・。

そこで、今回は、余っている杉板をガイドとして当ててみました。


影があって分かりにくい写真ですが、横向きの板が当たっている部分をのこぎりで切っています。

ガイドがある分、多少はまっすぐに切ることができたと思います。

2019年9月18日水曜日

階段状の棚を作ってみた その3

今回の贈り物は、

階段状の棚を、




古材風な木材で、


作ることにします。

まずは、材料探しからです。古材風ということで、使ったことのある材料を探します。



ボロボロな板が出てきました。写真はカット済みですが、もう少し長いものでした。

私は作業用の小屋をDIYしたのですが、その小屋を作ったときの残りの材料です。

 作業小屋を作ってみた

木材保護塗料を塗っておいたのですが、結局壁としては使わなかったので、そのままストックしていて、コンクリートで板状のものを作ろうとしたときに、型枠として使用しました。

正直、型枠として使えば、コンクリートも付着するし、コンクリートを扱うときに傷もできます。

きれいな製品を作る場合には、邪魔になるそんな要素も、「古材風」にするならば、必要な条件とすることができます。

ただ、コンクリートが付いたままの板を贈るのはさすがにダメだと思ったので、表面をきれいにするために、電動サンダーをかけました。

手作業だと時間のかかるやすりがけも、電動工具を持っていると、あっという間に終了します。


やすりがけをすると、コンクリートは全部とることができました。これで不潔感は払しょくできました。


最初の状態と比べると、多少古材感は減りましたが、それでも日に焼けた風合い、使われていく間にへこんだり削れたりした部分などは、古材の感じが出ていると思います。

新品であっても、削ったり叩いたりして、古材風にすることがあるのですが、元々の板の材質は、なかなか変えることができないのですが、そもそもの板が古材風だったら、話が早いです。