2019年9月9日月曜日

喫茶店の看板を作ってみた その6

DIYをしていて、感じることですが、屋外に置くものは雨水の対策が必要になります。対策として、木材保護塗料などを塗布することが多いです。




キシラデコールは有名な木材保護塗料です。値段も高いので、買うのがためらわれますが、質は高いように感じます。

きちんと塗料を塗っていても、劣化の激しい所と、劣化しにくい所に分かれます。

劣化しやすい場所の特徴としては、地面に水平になっている所、太陽・雨の当たりやすい所だと思います。

考えれば当たり前のことなのですが、水平になっていれば、水がそこにたまってしまうし、太陽が良く当たれば紫外線劣化も進みやすくなります。また雨が良く当たれば、塗料をいくら塗っていても、木に染み込む水も多くなります。

実際に家の庭でも、劣化によって雨漏りがしてしまい、修繕をしないといけなくなった収納庫がありました。

 庭の収納庫に屋根をつけてみた

そういう経験から考えて、


この場所に設置する看板の裏側は、それほど神経質に劣化を心配しなくても大丈夫な場所だと判断しました。


なので、裏側はこんな感じです。白い板が、休業日用の看板で、それを2本の板で支えてあります。

支えがなくても、枠にはめているので、ずれることはないと思うのですが、念のため。

またこの2本の板は、単管パイプと看板本体を固定する役割も担っています。


まだ付けかけですが、看板の上部は蝶番をつかって開け閉めする形状です。


裏側から見るとこういう感じです。

先ほども書きましたが、木材が劣化しやすいのは地面に水平で太陽・雨の当たりやすいところですが、この看板でいうと、今蝶番でつけたこの板は、すべての条件に当てはまることになります。

そこで、この板はウッドデッキの残りのハードウッドを使いました。

 ウッドデッキを作ってみた

ハードウッドなら、木の密度が高く水が染み込みにくいため、他の材料(SPFや合板)に比べれば、劣化に強いはずです。

劣化しやすい所にハードウッドを使ったことで、全体的な劣化のスピードがそろえばいいかなと考えました。

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