2019年7月22日月曜日

ぶどう棚の様子を撮影してみた

ずっと、過去に作ったDIYの記事を書いてきたのですが、今のぶどう棚の状態を書いておきたいと思います。

草木を育てるためには、毎年同じ時期に同じ行動をする必要がありますので、今の状態を知っておくと来年に記事を読み返してみたときに、備忘録になるかと考えました。

ちなみに、ぶどう棚は、以前記事にした状態から、変化しています。

 パーゴラにぶどう棚を設置してみた

このときは、エクセル線という農業資材を使って、ぶどうの枝を支える形状でしたが、




この方法だと、ぶどうを這わせるところが少なすぎて、枝が伸びてきたときに、垂れさがってしまったりして、改良の余地がある状態でした。

そんなときに、家族で訪れた大きな園芸店で、ブドウを建築資材のワイヤーメッシュに這わせているのを目にしました。

ワイヤーメッシュは、コンクリートの大きな造形物をつくるときに、ひび割れや歪みが起きないように、コンクリートの芯材にする鉄製の網です。

家のような大きいもののときには、もっと太い鉄筋を使いますが、板などを作るときには、ワイヤーメッシュを使います。

実際には、鉄製なので、こんなにきれいな色はしておらず、こげ茶色に錆てしまっていることが多いです。

このワイヤーメッシュを、パーゴラからつるして、そこにブドウを這わせていたのです。

ワイヤーメッシュなら、値段も高くないし、エクセル線などで結束すれば、固定も簡単そうです。そこで、写真はとっていないのですが、作業をして、ブドウ棚をワイヤーメッシュ性に変更しています。

今、我が家のぶどう棚には、スチューベンが生い茂っています。去年は害虫である、ブドウスカシバが出てしまったせいで、ほとんど収穫がなかったのですが、今年は順調です。



黄色いものは、ブドウを守るための傘です。鳥が来て、ワイヤーメッシュの上にのって、首を伸ばして食べられるのを防ぐためにつけています。

今年は50個近くの実がなりました。実の成長も様々なのですが、早いものだと、



けっこう色づいています。この1週間で、急速に色が変わってきました。

とはいえ、個体差がまだまだあるので、



こんな色のブドウもまだまだあります。


花の咲いた時期、実のついた場所、日の当たり方、風の当たり方など、様々な条件の違いから、このような差が生まれているようです。

スチューベンは種ありのブドウなのですが、種なしにできるという情報を得たので、今年はジベレリン処理にも挑戦してみました。

満開の2週間前、というのが難しすぎて、結局うまくはいかなかったのですが、試行錯誤も楽しい所です。

今後、収穫も増やしたいし、夏の日差しを遮るグリーンカーテンも増やしたいので、昨年の秋から冬に、シャルドネというワイン用の品種と、シャインマスカットという品種も植えてみました。

今のところこんな成長状態です。



シャルドネは、小さくて貧相な苗だったので、枯れても仕方ないと思っていたのですが、今や2mを越える大きさに成長しています。病気にもならずに、元気に育っています。



心配なのは、シャインマスカットですね・・・。こちらは成長が遅く、葉っぱもあまり大きくありません。日当たりも良いところだと思うのですが、元気なく見えます。

調べてみると、雨に弱いらしく、雨に濡らしすぎると、黒とう病という病気になってしまうそうです。幸い今のところ症状は出ていないので、予防的にあまり強くない薬をスプレーして、様子を見ています。

成長のいい種類だそうなので、もっと元気に育ってほしいと願っています。

素人なので、なかなか予定通りにはいきませんが、試行錯誤した結果が、実りとして返ってくるので、植物を育てるのは楽しいですね。

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