2019年3月31日日曜日

端材で小引き出しを作ってみた その1

これは、2016年4月のDIYです。



作業小屋作りで、外壁に使った杉板の端材が、

けっこうな量、余っています。

  作業小屋を作ってみた(外壁貼り)

捨てるのはもったいないし、

そんな大量にピザを焼く予定もないので、

  ピザ窯を作ってみた

端材の活用法について、考えてみました。

20cm未満のものばかりなので、そんな大物は作れません。

小さな工作で、大量に端材を活用できるもの・・・、

と考えていて、小引き出しを思いつきました。



こんな素敵なものを作る自信はありませんが、

たくさんの箱を作れば、端材は消化できるはず、と考え、

小引き出し作りを進めることにしました。

まず、端材を同じサイズにカットしていきます。

この当時は、スライド丸ノコを持っていなかったので、



丸ノコを使って、手作業でカットを進めました。

もちろん、少しずつずれがあります。

このずれに、後々困らされることになることを、

このときはまだ知りません・・・。

このときの自分のバカ・・・。



とにかく同じサイズの杉板が大量にできました。

その杉板を箱にするために、トリマーをこんな風に設置しました。


トリマーとは、木を削る電動工具です。



本来は、この向きで使うのですが、

今回は大量に木を削るので、この向きで使っています。



なぜ、溝を掘るのかというと、底板を固定するためです。

底板は薄いベニヤ板を使用し、


杉板に掘った溝にはめる予定です。

箱を作るときに、上の写真のような端まで削った板2枚と、


端は削らずにおいておいた板2枚を使用します。

端まで削らない理由は、


絵のように、板を組み合わせたときに、外側に出る部分には、

削った後を見せないようにするためです。


ベニヤ板も用意しました。

木を組み合わせたときの、木枠の中の部分より、

一回り大きめにしておきます。

溝にはまって抜けないようにするためです。


用意ができたら、外枠の板の溝にボンドを付けます。


枠同士の固定には、隠しくぎを使います。

隠しくぎは、ピンクの部分の中が細くなっていて、

打ち込み終わった後に、ピンクの部分を横から叩くと、

細くなった部分から上が抜け落ちるようになっています。

ボンドの効果で圧着できた板同士は固定されるので、

固定された後に、釘の頭を飛ばせば、目立たない穴しか残らないので、

釘やネジを目立たせなくない所で使われます。

この箱も、釘が出ていると、開け閉めの妨げになりそうだと思ったので、

隠しくぎを使いました。


この状態で、ボンドが乾くのを待ちます。


小さな穴がみえるでしょうか。

拡大しても、この程度の穴しか残りません。

奥に落ちているのが、叩いて落ちたピンク色の部分です。

中に、釘の上の部分が入っています。



このような状態で完成です。

釘はほとんど目立ちません。作戦成功です。

2019年3月30日土曜日

押し入れを収納に作り替えてみた その2

塗装から作業を始めていきます。


並べて置いて、どんどん塗っていきます。

実は、塗装は好きではありません・・・。

注意力散漫なところがあるので、すぐに手や服に付けてしまいます。

注意力散漫なため、すぐに体に付けることも忘れて作業を始め、

付いてから、後悔することが多いです・・・。

まさに後悔先に立たずですね・・・。


塗装できた板は、立てかけておきます。

本当は、地面につけずに乾燥させるべきなのでしょうが、

奥は見えないから大丈夫!!

という考え方に則って、適当に作業を進めています。

塗装作業が終了したら、組み立てていきます。


1人で作業をするので、クランプが役立ちます。

正しい位置で固定しておいて、

電動ドライバーでコーススレッドを打ち込みます。

手で持っていても、微妙にずれてしまうので、クランプ様々ですね。


前の柱と後ろの柱を1×4で固定し、

横向きに2×2の柱を、前・後ろ・中の3本通します。

この3本で、ベニヤ板を支えます。


こういう構造になります。


ベニヤ板を載せてみました。ぴったりサイズなので、

入れるのに少し苦労しますが、がたつきもなくいい感じです。


右と左で分かれているのですが、中に入れると一体感がありますね。

ぴったりに作ったので、押し込むのに多少苦労しましたが、

苦労した分、中では安定しています。

このサイズ通りのケースがあったそうなので、

奥行きを活かして、夏物と冬物の服を前後で入れ替えて、

大容量の収納が確保できました。

2019年3月29日金曜日

押し入れを収納に作り替えてみた その1

これは、2016年4月のDIYです。


もともと、ここは、上下2段の押し入れでした。

作ってすぐから、押し入れは使い勝手が悪く、

特に、この部屋で寝ることがなくなってからは、

布団をいれないことで、2段に分かれている必要がなく、

画像などがないので、紹介できませんが、

仕切りを取り除いて、床にクッションフロアを貼るという

DIYを済ませていました。

洗面所で使っていたけど、使わなくなった棚を入れて様子をみていましたが、

どうも使い勝手が向上しません・・・。

そこで、今回は、この押し入れを、収納棚にしてみようと思います。

まずは、物品の購入です。


これだけ、購入してきました。

必要に応じて、カットもしてもらっています。

近くにあるロイヤルホームセンターは会員になると、

1回の購入につき、10カットまで無料です。

会員になるときに200円はらえば、その後ずっと会員なので、

カットをよくする人には、お得な制度だと思います。

ベニヤ板もSPFも、カットしてもらって帰ってきました。


普通の合板より、耐久性が落ちるとも聞きますが、

見た目が木材っぽいので、好きでよく使っています。

SPFでは、2×2を使いたいのですが、2×4の半額では買えません。

そんなときも、ロイヤルホームセンターの10カット無料を使うと、

無料で2×4が2×2になります。(少しサイズは違いますが。)


作業内容が決まれば、塗装です。

我が家では、室内のものは、ほとんどミルキーホワイトで塗装します。





油性の方が、いいという話も聞きますが、

においがきついのと、薄めたいときや刷毛を洗いたいときに、

有機溶剤を使わないといけないこと、

などを考えると、水で薄めたり刷毛を洗ったりできて、

においも少ない水性ペンキを使ってしまいます。



説明が長くなってしまったので、続きは次回に・・・。

2019年3月28日木曜日

鉛筆削りを金属っぽくエイジング加工してみた

これは、2016年3月のDIYです。



我が家は、男の子3兄弟です。

女の人は、妻だけです。

そして、子どもたちが使っているのは、

妻が子どものころに使っていた鉛筆削りです。


年季を感じる上に、かなり女子向けな鉛筆削りです。

もちろん、もともとこれを使っていたわけではありません。

長男が小学校に入学する年に、電動の鉛筆削りを買いました。



でも、次男も小学校に入学して2人で使っていたら、

壊れてしまったのです。

使い方が乱暴だったのか、耐用年数を超えていたのか・・・。

どちらにしても、使っていない鉛筆削りが実家から出てきたので、

この鉛筆削りを使ってもらいます。

鉛筆削りなんて、誰かに見せるものでもないので、

この際デザインは関係ありません・・・。

というわけにはいかないようです。

子どもたちから難色を示されました。

そこで、金属っぽく、エイジング加工することで、

子どもたちを納得させようと思います。

しかも、今回は、ダイソーで購入したスプレーを使ってみます。


108円でスプレー塗料が買えるとは!!

量は少ないですが、小さいものであれば、十分に足りる量です。


スプレーしました。

鉛筆を差しているのは、鉛筆も塗装したかったからではなく、

あの穴に塗料を入れたくなかったからです。

削るところに塗料がつくと、削れなくなるかも、と考えました。

鉛筆削りの受けも外しています。


受けの部分もピンク色なので、

これもダイソー商品なのですが、ガラス用の目かくしシートを使います。


目かくしシートを広げて、受けの部分より少し大きめにカットします。


受けの部分に貼り付けます。

すると、若干ピンクが透けるではありませんか!!

ちょっと面倒だったので、その部分だけ油性ペンで塗って対処しました。

もう一度貼り直します。


多少透けますが、もうこれでいいと思い、進めます。


全面と背面以外に貼ると、受けの部分が本体に入らなくなるので、

合わせてカットします。


背面はこんな感じです。


本体と合わせると、こんな風になりました。

薄っぺらい感じはしますが、メタリックですね。

女の子感は消せました。



ここからエイジング加工していきます。


ダイソーで買ったアクリル絵の具をスポンジでトントンしていきます。

絵の具のつけすぎに注意です。

べっとりつくと、不自然になるので。


完成です!!ちょっとやりすぎました・・・

鉛筆削りをどこでどんな風に使ったら、こんな風合いになるのか・・・。

でも、子どもたちは喜んでくれたので良かったです。