2020年6月30日火曜日

オリーブの枝でディスプレイ台を作ってみた その1

これは、2019年3月のDIYです。

そしてこれは、失敗DIYです・・・。最終的には作品はできあがるのですが、思っていた通りにはいかなかったパターンです。

料理やお菓子を作るのが好きな妻からの依頼が入りました。

庭に生えているオリーブの枝を使って、何か作れないかという依頼です。

カッティングボードというようですが、ようするにまな板ですね。

独特な年輪の入り方で、模様がおもしろいです。

硬い木の部類にはいるので、まな板として使っても傷が入りにくく、またオリーブオイルがあるくらいなので、木の持っている油分で水を弾き、カビが生えたりもしにくいようです。

こんな大きなカッティングボードにしようと思ったら、大きな枝でないとできないように思えますが、ある程度の大きさに育ったオリーブの枝を伐採して、斜めにカットすることで面積を稼ぎ、カッティングボードのような形になるようです。

トレイというより、大皿に見えますが、こちらも木目がきれいに見えます。

ただ、我が家のオリーブの木にはカッティングボードや大皿を作るほどの太い枝はありません。

なので、使えるのは細い枝が中くらいの枝に限られます。

過去に、オリーブの枝を使ってスプーンを作ってみたことがありました。


なので、今回は枝をそのまま使ったDIYをしてみようと思います。

妻と相談したところ、パンなどの写真を撮るときにパンを載せる台をオリーブの枝を組み合わせて作ることができれば、とのことでした。

ネット上で探したのですが、似たようなアイデアの商品が見つかりませんでした。

イメージは、土台になる枝2本に細めの枝を並べて固定する感じです。

いかだのような感じをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。


オリーブの剪定枝です。毎年2月ごろに剪定するので、1年ほど乾燥させたものです。

乾燥させずに使うと、水分が多すぎて物を作った後で反ったり曲がったりしてしまいます。

2020年6月27日土曜日

スマホスピーカーを作ってみた その3

3段重ねのスピーカーの2段目に取り掛かっています。

何も加工しない1番下の段の板の上に、カットした木片を並べ、木工用接着剤で固定していきます。


上の大き目の木片はスマホが乗るところです。

間に隙間があるのは、あの辺に音の出る部分があるからです。

その後はできるだけ折り返しを多くして、反響を稼ごうとしています。

専門家の人がみたら、突っ込みどころが多いかもしれませんが、本人は素人なりに工夫してみたつもりです。

周りにも壁を作って、音が変な所から出ていかないように努力してみました。

こんなスピーカーもあるくらいなので、あまり難しく考えなくてもいいのかもしれませんが、できることはしてみたいと思います。


最後に2段目にも木工用接着剤を塗り、1番上の段を貼り合わせます。

貼り合わせるのは、



これです。向きは上下逆ですが・・・。


貼り合わせたら、クランプで容赦なく圧着します。

4つのクランプで押さえ込んだので、隙間のできるところもないはずです。

2時間くらい放置してしっかりくっついたら、側面を4面ともカットしました。

この工程は必要ないのですが、きれいに側面がそろっていた方がきれいになると思ったので、手間をかけました。

その後、サンドペーパーで周りを削ってツルツルに仕上げました。角も丸くしておきます。


完成です。

これも本来の向きとは逆を向いています・・・。

大きな口の中は段のある所とない所になっています。ない所から音が目の方に流れていく予定です。


本来の向きはこの向きです。

スマホを立てれば、画面を見ながら操作できます。


差してみました。

スマホは、当時使っていた i phone6s です。

この当時の i phoneは、下側にしか音の出る所がありませんでしたので、この形状でうまくいきました。


前のスピーカーよりも、多少増幅された音が出てきました。

でも、これだとマグカップに入れたときの方が大きく聞こえるのです。

見た目は前の物よりも良くなったと思うので、また機会があれば音質や音量にこだわって作ってみたいです。

2020年6月25日木曜日

スマホスピーカーを作ってみた その2

1回目は大失敗に終わりました・・・。


子どもの作る迷路のような、しかも後半に集中力が切れてしまったような作品です。決して集中力を切らしたわけではないのですが、フリーハンドでトリマーを制御しつづけるのは至難の業でした・・・。

そこで、2回目の挑戦です。

今度はやり方を大幅に変えて、ハードウッド3段分にして、サンドイッチ作戦にしてみようと思います。


これは一番下の板です。

この板には何も加工しません。

何も足さない、何も引かない。

そう聞くと職人芸のようですが、本当に何もしていません。


こちらには、まずスマホを入れる口を掘ります。1度目の失敗に懲りて、トリマーが好き勝手に動かないように、治具を設置しています。

1度で深く彫ろうとすると、もっとトリマーが暴れ出すので、2回に分けて彫り込んでいます。


少し調整が必要ですが、大まかにはスマホの入る口が開きました。

治具を使えば、きれいに穴あけもできます。


続いて音の出てくる穴を開けました。

偶然の産物ですが、間抜けな顔に見えます。

本来は、スマホを差す部分が奥で、音の出る部分が手前なのですが、何となく逆向きに置いてしまいます。


2段目の部分には、薄くカットした木材を並べました。

通路を削るのはうまくいかなかったので、壁を立てる作戦に変更したのです。

これなら、カットさえミスしなければ思った通りの通路ができます。

木材が1枚でなくなるので、反響は悪くなるかもしれませんが、あまり気にしないで進めていきます。

2020年6月23日火曜日

スマホスピーカーを作ってみた その1

これは、2019年3月のDIYです。

以前に息子ようにスマホスピーカーを作ってみたのですが、シャリシャリせずに聞けるようになったものの、思ったより音が増幅できず、不満が残っていました。


ネットで見ていると、マグカップなどに入れるだけで音が大きく聞こえるように書かれているサイトもあるのに、木の箱の中に入れてもあまり大きく聞こえなかったのです。

電気の力を使えば、簡単に大音量になるのでしょうが、なんとなく電気を使わない方式にこだわってみたいと思っています。

調べてみると、音がいろんなところにぶつかりながら進んでいくときに音が増幅されるような記述も見つかりました。

また、市販のスピーカーも同じような作りをしているようです。

スマホの音が出る部分から、通路を通っていく途中で、音が増幅され、大きくて耳ざわりのいい音になるのでしょうか。

もう一度端材を使って作ってみることにしました。


使うのは、ウッドデッキを作ったときに使ったハードウッドの端材です。


パラジュという木材です。

検索しても見つからなかったので、流通名が変わったか、売られなくなったかだと思います。

色や雰囲気の似た木を探すと、マニルカラという木が出てきました。どちらにしてもウリンと似ている樹種です。

とても硬いので、加工が難しそうなのですが、その分音が反響しそうだと思い、この木で作成することにしました。


初めは、トリマーを使って木を削って通路を作る作戦でした。

見ての通りです・・・。

もう少しやり方を工夫すればうまくいったかもしれませんが、周りに固定具を設置するにしても、掘るたびに固定具を動かさないといけないし、あの深さの溝は1回では彫れないので、2周しなければいけないしで、固定具は設置しませんでした。

でもフリーハンドで挑戦すれば、あの状態です。

方法を考えなおして、再挑戦することにしました。

2020年6月20日土曜日

ピザ窯の下にワゴンを作ってみた その6

ワゴンの枠が完成しました。


仕上げ作業に入っていきます。

枠だけだと、ワゴンの中に収納できないので、床を作っていきます。


ブライワックスを塗った杉板をすのこ状にはめただけです。
屋外で使うなら、ブライワックスより木材保護塗料の方がいいと思うのですが、ワゴンはピザ窯の下に入り、濡れたり陽にさらされるわけでもないので、ブライワックスにしました。
有名な木材保護塗料です。

油性もありますが、これは水性なので刷毛の片付けなど楽ちんです。


上の段も同じように床板をはりました。

屋外なので、すのこ状にしておけば万が一で濡れても水が抜けていくので、腐る心配は少なくなります。

角の枠の部分だけ、切り欠きを入れています。


前面です。

天板をヘリンボーンにしてごちゃごちゃさせたのですが、前面はシンプルにしておきます。

普段の使っていないときは、落ち着いた雰囲気のピザ窯で、使うときにはウキウキする雰囲気になるといいなと思いました。

杉板を貼り合わせています。


塗装はいつもの水性ペンキのミルキーホワイトです。

古風なイラストですね。DIYerというより、日曜大工erという感じでしょうか。後で黄色いポロシャツが汚れていそうで心配です・・・。


完成です。

上の段には小さな収納BOXとBBQグリル、下の段には薪が入りました。

細かい道具もまだまだ入りそうです。


取っ手をつけたので、引き出すのもスムーズです。引き出した時だけ見える天板もごちゃごちゃしていますが、楽しげです。


機能的には完成したものの、下にぽっかりと穴の開いていたピザ窯が、


これでようやく完成と言えそうです。

白で統一していて、スッキリしています。

また今後もピザパーティーを楽しんでいきたいと思います。