2021年8月31日火曜日

家具だから木ダボでネジ隠し

扉づくりも最終段階に入ってきています。


枠の中にアクリル板を入れたので、ネジをしっかりしめて、ダボで固定します。




ダボを作るための工具もあるので、差し込む木材と同じ材質の木材からダボを作ると見た目と材質が統一されるので、きれいに仕上がると思われます。


こういう工具で木から削りだすことができる用です。

ただ、市販のダボも斜めに溝が入っていて、金づちでねじ込むときに回転しながら入っていくことで接着剤を塗り広げてしっかり接着してくれるし、

溝がつぶれながら入ることで、より密着度が高まるようです。



ダボをあさりのないのこぎりで切り落としました。

あさりとは、のこぎりの刃が左右に少しずつ飛び出した構造のことを言うようです。

あさりがある方が、切るときに隙間ができるので、切りやすくなります。先人の知恵に気づくと、すごいなぁ・・・、と思います。

この場合はあさりがあると、ダボの断面とダボを埋めた木材の表面が傷つくので、あさりなしののこぎりを使います。



これはあさりのない刃でできたのこぎりです。

2021年8月28日土曜日

スライド丁番使えたよ!!

ボアビットを使って、座ぐりがうまくいきました。



気持ちのいい掘れ方です。

穴が掘れたら、ここにスライド丁番をはめ込みます。



軽くはめ込んで、長方形の部分をしっかり押し込むと、突っ張りが作動して、ロックがかかった状態になります。

その状態であれば、引っ張っても取れないし、ロックを解除しておけば、引っ張ればすっと外れます。

スライドして、壁に扉を当てないようになっているところも、カップの所にロック機能が付いているところも、本当に機能的な丁番だと感じました。


スライド丁番がつけられるようになったので、加工を進めていきます。



分かりにくいですが、中にアクリル板を入れました。




コロナ禍の影響か、アクリル板を探してもパーテーション用の物しか出てきません・・・。


中にアクリル板が入れば、もう本固定していいので、穴に木工用の接着剤を入れてダボを入れ、本固定しました。

2021年8月26日木曜日

スライド丁番の穴掘りにはボアビットを

扉につけるスライド丁番を取り付ける加工中です。



最初はホールソーでできないか試してみましたが、うまくいきそうにありません・・・。




写真の左側の円形のへこんだ部分を、穴を掘って埋め込まないといけないのです。



こういうホールソーという工具を持っていたので、サイズを合わせて穴を開けようと思ったのですが、これだとサイズがぴったり合うサイズがありません。

また、貫通させるのではなく、穴を掘る作業を「座ぐり」というのですが、このホールソーでは、座ぐりができません。



廃材を使って試してみたのですが、このホールソーでは、穴を貫通させないと、中の部分はくり抜けていないので、今回の「座ぐり」という作業では使えないことが判明しました。



ホールソーと違って、外枠以外の部分にも刃が付いているので、穴を開けながら、その穴の深さと同じくらい中の部分も掘り進めてくれます。



ボアビットを使うと、本当にきれいに座ぐりをすることができました。

2021年8月24日火曜日

スライド丁番を使ってみた

引き出しの仮設置が完了しました。



見た目には若干のやばさも感じますが、



サイズ感や使い勝手には問題なさそうです。

あとは、塗装をして取っ手をつけるくらいです。

外観を見ると、このままアンティークになるんじゃないかとか、中身が固まってしまってるんじゃと思える感じですが、使いやすく、きれいに仕上がります。

続いて扉です。棚が壁に沿って設置されているので、壁より外に扉が出ると壁に当たってしまいます。



そこで、棚板が枠から飛び出さないようにスライド丁番を使うことにしました。
このスライド丁番を使えば、壁に当たって使えない状態にならずに、扉の開閉ができます。

ただ、使うには、30mmの穴を掘らないといけません。