このふすまですね。
遠目に見ると目立ちませんが、よく見ると穴がたくさん開いているし、紙もボロボロになっています。
聞くと、家を建ててから40年近く交換していないそうです。
40年ももったことの方が驚きですが、これ以上このままにしておくと、細かい屑が床に落ちていって、いつも汚いままになるし、吸い込むと体にも悪そうです。
作業前にふすまの構造について調べてみました。
中の骨組みは、障子のように木を格子状に組んだもののようです。
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これは、障子紙を紹介するための画像ですが、中の木はこんな風に組まれているそうです。
その上に下地用の紙が貼られて、その上に外装用のふすま紙が貼られるようです。
まず、確認しないといけないのは、下地の紙が無事なのかどうかです。もし無事でないなら、その下地用の紙から交換が必要になってしまいます。
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ただ、長い年月穴が開いてしまっていたら、下地にも影響があるかもしれません。
ふすまを外して、下地の確認をしてみることにしました。
表側の上の方の様子です。劣化が進んでいて、ひどい状態です・・・。下地まで影響が出ていそうですね。
下地もダメになっていました・・・。
というか、外装用のふすまを剥がした時に、一緒に剥がれてしまったところもあります。
どちらにしても、そのまま上からふすまを貼ることはできなくなりました。
さあ、どうしましょう・・・。
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