2019年10月23日水曜日

ふすまの補修をしてみた その2

まずは、現場を確認します。



このふすまですね。

遠目に見ると目立ちませんが、よく見ると穴がたくさん開いているし、紙もボロボロになっています。

聞くと、家を建ててから40年近く交換していないそうです。

40年ももったことの方が驚きですが、これ以上このままにしておくと、細かい屑が床に落ちていって、いつも汚いままになるし、吸い込むと体にも悪そうです。

作業前にふすまの構造について調べてみました。

中の骨組みは、障子のように木を格子状に組んだもののようです。




これは、障子紙を紹介するための画像ですが、中の木はこんな風に組まれているそうです。

その上に下地用の紙が貼られて、その上に外装用のふすま紙が貼られるようです。

まず、確認しないといけないのは、下地の紙が無事なのかどうかです。もし無事でないなら、その下地用の紙から交換が必要になってしまいます。

インターネットでも購入できるものですが、作業量を考えると、下地が無事だと助かります。

ただ、長い年月穴が開いてしまっていたら、下地にも影響があるかもしれません。

ふすまを外して、下地の確認をしてみることにしました。


表側の上の方の様子です。劣化が進んでいて、ひどい状態です・・・。下地まで影響が出ていそうですね。


下地もダメになっていました・・・。

というか、外装用のふすまを剥がした時に、一緒に剥がれてしまったところもあります。

どちらにしても、そのまま上からふすまを貼ることはできなくなりました。

さあ、どうしましょう・・・。

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