2024年10月30日水曜日

左官用モルタルの実力

パーライトモルタルのジャンガ補修ですが、火の当たる所や高温になりそうなところは耐火モルタルで補修しました。



それ以外の部分はそれほど熱くもならないだろうということで、以前に別の場所で使った余り物の薄塗りモルタルを使いました。



お菓子工房の床に排水溝を作ったときに使ったものです。


このときは、床面を整えるために薄く塗ることのできるモルタルを探しました。

本来の使い方とは違う使い方をしていました。

それが今回は壁面に薄くモルタルを塗り付けるので、この商品の本来の使用用途の通りだと思われます。



結果的に、めちゃめちゃ塗りやすかったです。

セメントに混ぜている骨材の違いだと思うのですが、練り上げたモルタルが軽くて、壁面にしっかりとまとわりついてくれるので、薄く塗り付けることができます。

また、塗ったモルタルが落ちてくることもほとんどありませんでした。




デコボコしている表面をならすようにモルタルを塗っていって、補修は完了です。

2024年10月26日土曜日

補修工事①

煙突の中を覗いてみます。



判断しにくい画像ですが、モルタル内のスタイロフォームの型がきちんと煙突の穴の中央にきています。

これなら煙は排出されるでしょう。

シミュレーションは何回もしてみて、モルタルを流し込んでいたものの、中を見てうまくいっていてホッとしました。



デコボコの部分をどうするか悩んだのですが、デコボコのままだと、熱を加えたときに劣化してしまい、はがれるかもしれないと思ったので、上から耐火セメントを塗ることにしました。

2kgだと補修にはちょうどの量です。

薄く塗りすぎるとはがれるかもしれないので、ある程度の厚みになるように塗っておきました。



なお、耐火セメントは熱が加わる部分だけに塗りました。

2024年10月23日水曜日

型枠を外してみた結果

セメント作業は手も汚れるし、時間がかかると硬化が始まるので、いつもバタバタと作業が進んでいきます。

今回も途中くらいから写真を撮る余裕もなくなっていましたが、案の定



スッカスカです・・・。

上からみたらどんなかんじなんでしょうか・・・。


なぜか上面全体を撮った写真がないのですが、こんな感じでした。

ボロボロではありません。

よく考えたら、上面は型枠がなく、養生中もずっと見ていたので当然ですね。

モルタルが硬化しだしたくらいに、コテで撫ぜたりしていたので、まあまあきれいです。



釜の入る部分はやはりスカスカでした。

モルタルを流し込んでいたのですが、枠に当たる部分は押し込みが足らなかったのかもしれません。

もしくは、硬化中に軽いパーライトが上に集まってしまったかです。


煙突の周りはきれいに固まっているようです。

ぐらつきもありませんでした。

中はどうなっているのでしょうか?

2024年10月19日土曜日

わりとスカスカ

さあ、型枠を外します。


・・・。

どうなんでしょうか。

上の方がスカスカです・・・。

想像の話ですが、セメントとパーライトを混ぜた後に、どんどん型枠の中に突っ込んでいったのですが、比重の重いセメントが下に沈んでいき、軽いパーライトが上の方にたまってしまったのではないでしょうか。

まあ、この上に建物を建てるわけではないので、作り直しはしなくていいでしょう。

崩壊しても、かまどが壊れた、というだけのことなので、作り直すなり撤去するなりできます。

という風に自分に言い聞かせて作業継続です。


焚口の部分は型枠を外すと、



ここもスカスカですね・・・。

あんなに突いたのになぁ・・・。


というわけで、前面はこんな感じでした。

上の方のスカスカが気になりますが、たたいてみると意外にしっかりしています。

次は釜の入る上側ですね。

どうなっているのでしょうか・・・。

2024年10月16日水曜日

養生中は室内待機

モルタルの投入後、1週間は型枠を外さずに置いておきました。

真冬に作業をしてしまったので、硬化不良が起きたら…、と心配だったので、型枠を外すまでは家の中に入れておきました。



室内に硬化途中のモルタルを入れるのはどうなのか?とは思ったのですが、硬化不良になってしまっては、ここまでの苦労が水の泡です。



ちなみに外気温は5度を下回る(夜間)時期でも、室内では12~3度はキープできていたようです。

素人なので慎重に進めました。


1週間が経ったので、型枠を外してみようと思います。

セメント25kgを1袋と半分くらい、パーライトは30Lを1袋と半分くらい、合わせると40kgくらいでしょうか。

室内から屋外への移動だけで腰が痛くなりました。

面倒なのは、移動できるようにしたくて、底にボルトを刺してしまったことです・・・。

ボルトが刺さっているので、底がフラットではありません。

しかも4つ足(しかも本体と比べて細いボルト)で立っているので、ウッドデッキに直接載せるとバランスを崩して倒れてしまいそうです。

重い本体を何とか持ち上げて、椅子の上に載せました。

さあ、型枠の中はどうなっているのでしょうか?

2024年10月12日土曜日

材料が足りない・・・

引き続き慎重に作業を進めたいところなのですが、モルタルを練る作業はかなり大量を消耗します。

今回はセメントに混ぜる物がパーライトなので、重量が軽く負担感は少ないですが、それでも体力はどんどん削られていきます。

暑い時にやらなかった(1月末)ことだけは救いですが、疲労感の大きい作業でした。

しかも途中でモルタルやパーライトが足らなくなってしまいました・・・。

余らせるよりはギリギリで購入しておこうと思ったのですが、パーライトの間にセメントが入り込んで混ざることで、2種類の材料を混ぜたときの体積が、1つずつの体積の合計より少なくなってしまったのかもしれません。

単純な計算ミスの可能性も捨てきれませんが・・・。




作業途中に手を止めて近所のホームセンターに行かないといけません。

セメントなどが付いた服を着ていくわけにもいかず、一度着替えて買い物に行き、戻ってきてもう一度作業服に着替える手間がもどかしかったです。

しかもセメント作業なので、のんびりしていたら硬化が始まってしまいます。

慌てて買ってきて、慌てて着替えて、慌てて作業を続けました。



この写真を撮っている時点では、まだ大丈夫でしたが、最終的に焚口の型枠の隙間から水分が漏れたりして、ちょっとした惨状になっていました。

大量に漏れると硬化不良が出そうなので不安になりましたが、一度入れてしまったら、固まって中身を確認するまでみることができません。

果たしてどうなっているのでしょうか。

2024年10月9日水曜日

随時型枠追加

型枠にパーライトモルタルを流し込んでいます。

なお後で崩壊するのはいやなので、モルタルにはひび割れ防止剤を入れておきました。

セメントとパーライトを混ぜて水を入れるときに、規定量を混ぜるだけです。

この作業で、後々の崩壊を防げるならやっておいた方がいいと思いました。



型枠の端までモルタルが行きわたるようにモルタルを入れるたびに、型枠の外側をゴムハンマーでたたきます。




別に普通の金づちでもいい気がしますが、何となくゴムハンマーにしてみました。

本当はバイブレーターを使った方が隅までモルタルが入り込むと思うのですが、この作業のために購入するのはもったいない気がしたので、ゴムハンマーでがんばります。



こういう専用道具があるということは、本当は作業時には必要だということなんだと思います。

なので、持っていない分、しっかり角をたたいて、モルタルを行きわたらせます。


型枠にある程度モルタルが入ったので、焚口の型枠をはめ込みます。

焚口の下にジャンガが入るのは嫌なので、少し多めにモルタルを入れてから、押しのけるような感じで型枠をはめました。

雑な性格の自分にしては、ここまで結構慎重に作業を進められているように思います。

最後までこのまま行ければいいのですが。