かまどを作るとなると先人の知恵を学びたくてネット上をうろうろしてみました。
が、かまどとなると、作っていてホームページやブログにアップしている人はほとんどいません。
そこで、かまどを作っている会社のサイトを見て、かまどのイメージをふくらませました。
わたしが行った古民家のかまども2口のものでしたが、こんな感じの物でした。
タイルはお化粧的な意味なのかな?と思いますが、もしかすると断熱のために付いているのかもしれません。
焚き口は薪を縦に1~2本入れられるくらいの小さなもので、その下に給気口がついています。
燃え始めると煙突が大量に空気を排出するので、給気口からたくさんの空気が入っていくことになります。
ここからはイメージ勝負になりますが、自分の加工技術も加味して設計をしていかないといけません。
かまど本体は、珪藻土を使って作る耐火断熱レンガで作られているそうですが、素人がそんな材料を手に入れようとするとすごいお金がかかるでしょう。
ネット上でいろいろとみていると、パーライトモルタルというものを使って、いろいろなものを作っている人がおられました。
モルタルにパーライトという園芸資材を混ぜて固めたものがパーライトモルタルなのだそうです。
パーライトは土壌の保水力を高めるために使われる人工的に作られた石だそうです。
内部に細かい穴がたくさんある「多孔質」のため、断熱性に優れるようで、モルタルに混ぜることで熱を伝えにくくする上に、パーライト自体が軽いので、出来上がったものも軽くなるようです。
軽く作れるのならば、持ち運びもできそうなので、ポータブルかまどを作ってみたいと思います。