2024年9月11日水曜日

かまどの構造

旅先でかまどのご飯の素晴らしさに感銘を受けてしまったのですが、家に帰ってからもかまどのことが頭を離れません。

昔から使われてきたものというのは、見た目も素敵ですが、構造もとても理にかなっていて、使いやすく合理的な形になっています。

かまどは薪をくべる口が小さいのですが、火はすべてかまどの下に当たるようになっています。

しかもお釜の下側は丸くなっているので、火の熱を効率よく下側全面から受け止めます。


分かりづらい図ですが、水色がかまど本体で、黒いのが釜です。

木から出た熱が釜の下部前面に当たり、煙突から排出されます。

煙突は屋外に出てから、ある程度の長さで取り付けられているので、物を燃やし始めると上昇気流を発生させ、焚口からは空気がどんどん入っていきます。

空気の量が増えると燃焼効率も上がるので、温度も上昇するし、薪も燃え残らずにきれいに灰になります。また燃焼効率がいいなら、薪の量も少なくて済みます。

釜の中には水が入っているので、どれだけ高温で熱しても100度以上にはならないようになっているので、炊きあがりの頃だけ強火に当てないように注意すればいいので、管理も難しくありません。

火を見るのは昔から好きで、ピザ窯も火を楽しむために作ったようなものなので、構造を知れば知るほど、かまどが好きになっていきます。




かまどが欲しいので、ネットでも探してみました。


結構な値段がします。

手間のかかる重量物を作って送るんだから当たり前だと思います。

今回もかまどをDIYで作ってみようと思います。

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