2021年5月4日火曜日

両面時計をつくってみた その11

時計をはめ込むための穴をくり抜きました。



ベニヤ板だと、これくらいの大きさの板を用意するのは簡単なのですが、杉板でこの大きさとなると、値段も高くなるので、今回は杉の未乾燥材を利用しました。

詳しく調べたわけではないので、憶測も含まれるかもしれませんが、未乾燥ということは、伐採した木材を保管しておく必要がなくて、そのままスライスしたものだと思われます。

そうすれば、機械を使っての乾燥も必要ないし、長期保管する場所も必要ありません。

しかも10cmほどの幅だと、間伐材なども利用できるのではないかと思います。

そうなれば、人件費などを省くことができるので、安い値段で販売することができるのだと思います。

2mほどの長さで、厚みが1cm、幅が10cmほどの板を100円前後で購入できれば、大きな節約になります。

ただ、未乾燥のため、反りやねじれが発生することも多いので、屋内で使う家具や道具には向かないかもしれません。



アップで見ると、かなり雑な仕上がりになっています・・・。

ただ、この上に時計の枠が付きます。


この枠を黒く塗装したものを、上からかぶせれば、カットのへたくそさはある程度隠すことができるので、そのまま進めます。




どうでしょう?

先ほどの失態を全て包み込んで隠してくれる枠の偉大さ・・・。

枠はかっこ悪いから使いませんなんて言っていましたが、ここまで捨てずに取っておいて本当に良かったです。

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