これでピザを焼くことができます。
でもこのままでは、見た目が悪いままになってしまうので、見た目を何とかしていこうと思います。
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この商品は、セメントが白い、という状態なので、使うときには、砂を混ぜた方がいいように思います。
砂も混ざっていて、使い勝手がいいものとしては、
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絵から何ともいえない郷愁が漂いますが、中身は昭和生まれではなと思います。
これだったら、水を混ぜるだけで使いやすい状態になると思います。
後は窯の周りをひたすら塗っていきます。
オリーブの葉っぱが邪魔ですね・・・。このまま塗ったらオリーブの葉っぱも塗ってしまいそうです。枝をワイヤーで引っ張りながら塗装しました。
きれいに塗るのは無理なので、わざとこて跡を残すようにしました。模様と思いこむことで、技術的な拙さはカバーします。
前面も塗装しました。
外での作業なので、養生もせずにどんどん塗っていきます。
時間がかかりましたが、日が暮れるまでに終了できました。
完成です!!
真夏の厳しい環境の中で、10日以上かけて作りました。
このブログのタイトル画像になっている子の写真は、このピザ窯の完成時に撮られた写真です。
できあがったので、早速ピザパーティです。
開口部からどんどん空気が入っていくので、どんどん木が燃えていきます。
開口部から奥に向かって風が吹き、高温になった空気が窯の天井を伝って煙突から出ていく間に窯がどんどん温まります。
窯の天井が白くなったら、「煤切れ」と言って不完全燃焼のときに出る煤が出なくなっているくらいに高温になっている証拠だそうです。
煤切れになったら、ピザを窯の中に投入します。
ちなみに、苦労して取り付けた温度計は結局うまく反応しませんでした。
温度計の先を窯の内部に届かせることができなかったのが敗因だと思います・・・。
床が大谷石だと、ピザの裏面の焼け具合が甘いので、鉄平石を入れてみました。鉄分が多いからか、鉄平石の方が裏面が良く焼けるように思います。
入れて30秒くらいの様子ですが、一気に焼けていきパン生地はふくらみ、チーズはドロドロになっています。
窯の温度や状態が良ければ、2分足らずでピザが焼けます。
生地と材料作りを妻が、火の管理を私が担当し、ピザは各自で好きなようにトッピングします。
順番にピザを焼いては、これがおいしいとか、こういう工夫がうまくいったなどと盛り上がっています。
暑い日には陽が落ちてから、まだ暑くない時期には昼間にピザパーティが楽しめます。
暑くて辛いDIYでしたが、作ったことでもっとウッドデッキを活用できるようになりました。