2019年11月4日月曜日

ふすまの補修をしてみた その9

ふすまや引き戸の取っ手の高さは、だいたい扉のまん中らへんの高さです。そんなことは当たり前のことだと思います。

家族の身長や体格を考えて、微調整をするのは素晴らしいことですが、まあそれでもほとんど真ん中らへんになるでしょう。



それがなぜ、こんなところに穴をあけてしまったのか・・・。

とにかく補修していきます。

この場合、壁紙がへこんでしまわないように、埋め木をします。

この穴のサイズに合わせて木を切って、高さを合わせて埋めていきます。



壁紙を念入りに指で押していく人もいないという想定で、少し隙間はありますが、埋めることができました。念のため、隙間にはパテを入れておきます。



入れすぎくらい入れておきました。この後で紙やすりでこすっておきます。



ネジも埋めて、まっ平らになりました。



見えにくいですが、正しい穴は右奥の方に開いています。

左の埋めたところは、別の失敗か所です。

上下逆に穴を開けてしまったのです。こんな少しの作業で2回も失敗してしまいました・・・。



壁紙を貼る途中は、手がネトネトで写真が撮れませんでした・・・。もう必死で作業していました。

壁紙1枚でふすま全体が貼れたので、貼り重ねる作業もいらず、スムーズに貼ることができました。

本当は外側の黒い枠を外して壁紙を貼って、その後で枠を戻した方が端まできれいになるのですが、今回はベニヤ板も貼って、厚みも変わっているので、そのまま進めています。



あとは取っ手を付ける作業です。指で押していくと、ベコベコしている所が見つかるので、そこにカッターで穴を開けます。




きちんとした穴を開けなくても、この取っ手が入るように切れ込みを入れておけば大丈夫です。



元々のふすまの引き手と同じような位置に、ネジが入る穴があるので、ここからネジを入れて、木枠に固定します。



上のふすまも同じように作業して、統一感が出ました。

隣の部屋が純和室なので、この状態だと並んでいる押し入れの扉が和の模様で違和感がありますが、中央に仕切りのふすまが入ると、右側はフローリングにこの壁紙になります。

父親からは、「屋外みたいやな。」と笑われましたが、それほど悪い印象ではなかったようです。

大した作業ではなかったですが、父と母に感謝の気持ちを伝えることができたようなので、良しとしましょう。

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