ピザ窯本体のドームができたので、あとは、断熱と体裁を整えていく作業です。
まずは、断熱ですが、今のところ、窯の周りは、断熱していない状態です。
床側は、レンガの上に鉄平石を敷くときに、間に空間を設けているので、多少断熱されていますが、その他の部分については、窯の外側が露出しています。
このままでは、せっかく窯を温めても、熱が露出している部分から、冷めていってしまいます。
そこで、窯の周りをコンクリートブロックで囲いつつ、ブロックと窯の間に断熱目的で、砂を詰めていきました。
砂でいいのかどうかわかりませんが、間に空気も入るだろうから、断熱もできるだろうという判断です。
砂はどこから出てきたかというと、
窯の中です。ドームの形をセメントが固まるまで支えていた砂です。
これが終わったら、用なしになるので、その砂を断熱材として活用することにしました。
ちなみに、頭を突っ込んで砂を取ってくれているのは、我が家の次男くんです。当時幼稚園の年長さんでした。
小柄な体をいかして、窯に頭を突っ込んで砂を回収してくれました。
中年になって、肥満気味の自分では入れなかったので、助かりました。
なお、この作業の前に、外周のレンガの上にコンクリートブロックを1段積んでいます。
砂を入れたときに、外周りからこぼれないように窯のドームが乾燥するまでにその作業をしました。
そして、取り出した砂を、ドームの周りに積んでいきます。
ドームの前の方に突き出た煙突のようなものは、まだ、煙突ではなく、煙突予定地に穴を開けておくために、ドーム作成時に、ビニール袋で巻いたレンガを立てておいたものです。
ビニールをしなければ、ドームごと固まってしまいますが、しておけば、あとで抜くことができます。
そして、煙突を立てるための土台を作っていきます。
色々と調べていて、煙突があると、空気の出入りが激しくなり、燃焼温度が上がるのは確かなのですが、温度の上がった空気も一緒に排出されてしまいます。
そこで、煙突に空気が入らないように、空気の流れを遮断する装置があった方がいいこともわかりました。
そういう装置をダンパーというそうです。
窯の開口部の上に、レンガが1つ入る穴を開けていますが、これがダンパーになります。
その上部に煙突を取り付けるのですが、ここにレンガを入れると、空気は煙突に入っていきません。
この煙突の土台を作った後、ドームの上に砂をかけていきました。
ここまでくると、一気にピザ窯感が出てきて、暑い中の作業ですが、テンションも上がってきました。
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