2019年6月1日土曜日

庭の池を増設してみた その7

それでは、新しい池の形状を整えていきます。



今のところ、この状態で止まっています。左手側が上流、右手側が下流です。上流の方は、かさ上げして元の高さを上げておかないと、水が流れていきません。

そこで、ブロックを削った廃材や、砕石などを入れて形を整えていきます。砕石の表面には、チキンネットをはって、コンクリートを流した時に、ヒビがはいったり、割れたりしないようにしておきます。



ネットをはると、地震などで地面が動いても、コンクリートの中でつながっていてくれるので、クラックがはいったりしないそうです。

しっかりした基礎などを作るなら、チキンネットくらいでは役不足でしょうが、池の底くらいなら、なんとかなるでしょうし、ないよりずっといいと思います。

ちなみに、金属が錆びずに中で強度を発揮できるのは、セメントがアルカリ性で、錆びるための酸化が起きにくいからだそうです。



まだまだ大まかな形状ですが、傾斜はできてきました。左奥が滝になる予定なので、そこを一番高くしておきます。



ここは、下流の方ですが、コーナーは少し丸くしておくので、多少砕石を入れました。コーナーはずれが出やすいので、しっかりチキンネットを入れてあります。



セメントを流しました。普通のセメントだと、水が少しずつ染み込んでいってしまうので、防水セメントにしています。



使い方は、とても簡単で、セメントをこねるときに入れる水に、規定量入れるだけです。今までの池を作るときにも使ってきましたが、しっかり防水効果を発揮してくれています。


滝の部分です。実家の庭で、不要になって放置されていた大き目の石を3つほどもらってきました。水の流れる部分は、もれたら困るので、防水セメントで仕上げましたが、その周りは石を組んで、滝のように仕上げました。


真夏の暑い時期に作業をしているので、作業後は新聞に水をかけて、池の上にかけておきました。セメントは水が蒸発して固まるのではなく、水を利用して固まる性質です。

暑さや直射日光のせいで、水が一気になくなると、しっかり硬化できず、もろくなってしまいます。なので、水に濡らした新聞で覆うことで、ゆっくり硬化できるようにしています。

なかなか先に進みませんが、少しずつでもがんばって進めようと思いますので、またご覧ください。

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