2019年4月23日火曜日

消しゴムはんこの持ち手を作ってみた その2

電動トリマーで木を削ると、写真のようになりました。


これで、2~3mmほど削れたでしょうか。回転の方向に合わせて、勝手に動きそうになるので、気をつけないといけませんが、このくらいの大きさだと、あっという間に掘ることができました。


消しゴムはんこをはめてみると、ぴったりです。うまくはまったし、反対に向けても簡単には落ちてこないくらいにはまっています。消しゴムが伸び縮みするので、それも良かったかもしれません。


サイズが大きすぎるように思ったので、小さくしていきます。この大きさだと丸ノコは使いにくいので、手ノコで切っていきます。左下の大きなものは、木が動かないように固定するためのクランプです。



大きな板をカットするには、便利な丸ノコですが、あのサイズの板をカットするのは危険です。


小さくした木の板を、やすりで削っていきます。小さなものなので、あっという間にツルツルになりました。角がとがっていると、ぶつかったときに痛いので、角は丸めておきます。

次に、このままだと、結局木の部分が持ちにくいので、持ち手の工夫をしていきます。持ち手として、この木の上にもう1つ部品を付け足すのですが、その部分を持って、はんこを押すので、グラグラしないように、慎重に部品を付けていきます。


小さくて、トリマーを使うと、本体を持ちながら削れなかったので、彫刻刀で削りました。なので少しガタガタになってしまいました・・・。手作業できれいに、というのが一番難しいように思います。


持ち手を付けました。けっこうしっかりはまっています。ブカブカにならなくて良かったです。念には念を入れて、穴に木工用の接着剤を入れ、木を押し込み、裏からコーススレッドで固定しました。裏は消しゴムはんこを付ける部分ですが、まだ消しゴムはんこをつけていないので、コーススレッドを打つことができました。


消しゴムはんこを接着剤で固定すると、こんな感じです。周りをやすりで削って角を落とした分、柔らかい感じに仕上がりました。あとは、BRIWAXで色付けします。


アンティークブラウンという色にしました。木目を消さずに色を付けることができるので、木の風合いが好きな人には、好みの雰囲気だと思います。




これで完成です。妻に渡すと、押しやすくなったと言ってもらえました。けっこう長い間使っていますが、特に支障は出ていないようなので、耐久性も高そうです。

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