2019年4月28日日曜日

端材で木のお皿を作ってみた

これは、2016年7月のDIYです。

せっかくの3連休でしたが、子どもの体調が良くなくて、どこにも出かけられませんでした・・・。そこで、家の中でできるDIYをしようということになりました。作業小屋に行ってみると、使い道のなさそうな短い杉材が目に入りました。


これで、何か作れたと思って家に持ち帰り、妻と話し合ってみると、お皿にしてはどうか、となりました。食器は難しいんじゃないかと言ったのですが、しっかりとしたお皿までいかなくても、内側を軽く削ってそれっぽくできるんじゃないかと言われたので、挑戦してみることにしました。

今回は、妻もやりたいということだったので、2人で一緒に作ってみることにします。s業とはいっても、彫刻刀で内側の部分を削って仕上げるくらいですが・・・。


まず初めに、枠をしっかりとるために、まわりを5mmほど残すように枠を取り、枠線を彫刻刀の「切り出し」で切りました。

切り出しは、斜めに刃がついていて、直線に線を入れるように切るときに使う彫刻刀です。今回は、この線を仕切り線にして、線までを掘り、線の外側は枠として残すことにします。


実際の作業です。先に切り出しで切り込みを入れているので、そこに向かって丸刀で削ると、刃がそこで止まって、輪郭がくっきりします。1か所だけ勢い余って、削ってしまっていますが・・・。


どんどん削っていきます。表面が汚かったのですが、やすりがけもするし、使用する部分については、きれいに削っておくので、お皿として使うときには、きれいな所しか残りません。


いつもは1人で孤独にDIYをしているので、作業中の風景は撮れませんでしたが、今回は、妻が撮影してくれました。彫刻刀を使うときの注意点は、彫刻刀を持たない方の手は、刃の前に出さない、ということです。

作業に熱中すると、手の位置がずれていってしまいますが、刃の前に手を出さなければ、ケガをすることもありません。板を見ても大した違いは見えませんが、削りくずはたくさん出ているので、けっこう削っています。


木目は残ってもいいかなと思うので、ツルツルには仕上げません。2~3mmは削れたと思うので、この辺りでお皿として使う所の削りは終了します。


続いて、裏面ですが、やはりお皿なので、角は丸めておきます。彫刻刀だときれいなアールは出せませんが、それなりに仕上げておきます。最後はやすりでこする予定です。


木目に沿って丸めたいので、短い方の辺は、彫刻刀の向きがこうなります。こういう向きで彫刻刀を使うと、机に向かって刃が飛び出しそうで怖かったです。


全体が掘れました。この後、やすりがけをしました。ガタガタが少しマシになり、ささくれもなめらかになりました。


水が染み込むと、食器としては使い勝手が悪いので、オイルをぬることにしました。前回の反省を受けて、ブライワックスは使わないようにしました。いろいろと調べると、ワックスとして使えるオイルと使えないオイルがあるそうなのですが、家にあった「ピーナッツオイル」はワックスとして使えるようです。

このピーナッツオイルを、表面に塗って磨けば、多少水をはじいてくれると思います。


やすりがけと、オイルの塗りこみで、ツルツルに仕上がりました。


作るときは、洋風をイメージして作ったのですが、妻が和風の食材をのせても、合うように思います。端材を使って、イメージ通りの食器が作れたので良かったです。

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