呼びも入れて、11個こういう箱を作りました。微妙にサイズが違うのですが、カットの精度が低かったのが原因です。やっぱりスライド丸ノコが必要ですね・・・。
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そこで、今回はミルキーホワイトに塗装せずに、木目を生かす方法で進めます。木目を生かして色を付けるためには、木材保護塗料か、
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自分のイメージは、屋外で防水・防腐・防カビなどの効果が欲しい場合は、木材保護塗料で、室内で見た目をよくしたり、水分を弾くようにしたいときは、ワックスと考えています。
今回の場合は、室内で利用する小引き出しなので、ワックスを使ってみようと考えました。候補は、上記のワトコオイルとBRIWAX(ブライワックス)です。
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どちらも、たくさんの方が使われていて、素敵な作品を作られています。違いといえば、ワトコは液体で、BRIWAXは固体という所でしょうか。最近の作業で、液体の塗装に飽きていたので、今回はBRIWAXを使うことにしました。
実際に使ったのは、アンティークブラウンという色です。
春だとこんな感じです。夏には、温度によって緩むのか、液状になるし、冬だと逆に固さが増します。どちらにしても、布などに付けて、塗装したいものに塗りこむようにします。
少し時間をおいてから磨くと、つやが出てきれいになります。塗装後の写真がないので、次の工程に進みます。
取っ手は、ネット通販で探して購入しました。
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取っ手を付けたものが、こちらです。この木箱を入れる枠というか、本体を作成します。本体には、桐の集成材を利用しました。柔らかくて、杉の雰囲気と合うと思ったからです。
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木箱9つを並べたいので、間に仕切りも入れないといけません。
仕切りは、板をこんな風に加工して入れました。こんなふうに、切り欠いた板同士をはめて、格子状にしました。
裏側は、見えない部分なので、強度アップと予算削減のために、合板を使いました。
合板は、木目の方向を、縦向きと横向きを交互に貼り合わせているので、反りやねじれが起きにくいそうです。
ここからが苦労しました。木箱がそれぞれにサイズが違うために、うまく入らないものがあったのです・・・。仕方ないので、やすりで削ったり、枠との相性を考えたりして、細かな修正作業が続きました。けっこうな時間を取られたと思います・・・。
何とか完成です。調整の結果、全ての引き出しが、スムーズに引き出せるようになりました。昔ながらの伝統工芸品のように、密閉性が高すぎるため、1つの引き出しを入れたら、他の引き出しが飛び出る、という風にはなりませんでしたが、いい仕上がりだと思います。
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