前回、屋根にベニヤ板を貼って終わりました。
今回は、壁を何とかしていきます。
材料費をケチりながら、進めているのですが、壁をどうするか、悩みました。
多少変則的な所もあるのですが、今回、作業小屋は、2×4工法で建てています。
2×4工法の最大の特徴は、柱と壁でぐらつきを減らすことです。
線ではなく、面で支えることで、強度を増すようです。
なので、ベニヤ板は貼らないといけないと考えています。
これまた分かりにくくて申し訳ありませんが、柱と板を固定することで、グラグラしにくくなるのです。
家に近い側の壁は、先に板を貼ったのですが、そのときは、あまり深く考えていなかったので、ベニヤ板を外側に貼って、その外に透湿防水シートを貼りました。
通常の2×4工法の進め方通りです。
でも、他の面については、内と外にベニヤ板を貼るとなると、値段がけっこうすることになり、費用が増えてしまうことに気づいたのです。
そこで、ベニヤ板は内側だけに貼り、外側は透湿防水シートと杉の野地板で済ませることにしました。
決まったら、内側にベニヤ板を貼っていきます。
内側で雨水にさらされることもないからと、針葉樹合板を選びました。
理由は価格です。針葉樹合板の方が、普通の合板より安かったのです。
これは外側から見た写真ですが、このようにベニヤ板を貼っていきます。
大事なことは、貼りながら、歪みを解消していくことです。
SPFで立てた柱は、微妙に歪んでいるところがあるのですが、歪んだままで、板を貼ると、そこに隙間ができてしまいます。
隙間を作ったままで、完成させると、その隙間の分は揺れが出てしまうので、強度が下がってしまいます。
1人でやるには、厳しい所もありましたが、時には、遊びに来た子どもたちや、畑の水やりに来た父にも手伝ってもらいながら、板貼りを進めていきました。
角の板と板が重なった部分だけは、サイズを測って、板をカットする必要がありましたが、他は、どんどん貼っていくだけです。
しかも貼るたびに、強度が上がっていき、横から押してもグラグラしなくなっていきます。
目に見えて完成していくのが感じられるので、暑い中の作業でしたが、楽しい作業になりました。
こんな風に仕上がりました。
正面に見えるのは、窓です。
壁を貼りながら、ここに窓が欲しいなと思った部分にSPFを渡して固定し、そこだけ板を貼らないようにカットしました。
窓枠と隙間ができただけで、建物らしくなり、テンションも一気に上がります。
次回は、透湿防水シートを貼っただけで止まっている
屋根を進めようと思います。
内壁が貼れたので、上に上がってもグラグラしないはずなので、屋根に波板を貼ってみようと思います。
2019年2月28日木曜日
2019年2月27日水曜日
屋根を支える柱を置く
なかなか作業が進みません。
考えながらやっていると、下手をすると、小屋の床に腰を下ろして、その日の作業が終わったりします。
数時間の作業時間なので、無駄にはしたくないのですが、他の場所で色々と考えていても、いざ現場にいくと、思った通りにいかなそうで、悩んでしまうのです・・・
今回はまず、壁から壁に柱を渡したいと思います。
小屋予定地の長方形の短い方の辺に渡します。
この辺の長さは、1820mmなのですが、屋根用の柱なので斜めにするため、少し長くしなければいけません。
そこで、8F(フィート)のSPFの2×4材を購入しました。
屋根が落ちてきたらシャレにならないし、上で作業するのも怖いので、屋根の柱は455mm間隔にしました。
長さは、2400mm程なので、少し軒下が確保できそうです。
この柱も、床下の柱と同様に、縦にして使います。
理由は床と同じで、重さに強く、反りにくくするためです。
このように置いて、固定していきます。
コーススレッドを斜めに打って、留めました。
一番下の部分は、
このように、斜めにカットしました。
そのままでもいいかと思ったのですが、最終的に、木口が雨に濡れないようにしたかったので、ここに板を固定しやすいように、斜めにカットしてあります。
端っこも、小屋ぎりぎりで固定してあります。
屋根材の固定には、別の柱を横向きに並べる予定なので、この柱は、外には出しません。
柱が固定できたら、コンパネを上げて固定していきます。
これが結構怖かったです。
大きな板を梯子をつかってあげなければいけないので、梯子の上で大きく体を動かす必要があるのです。
けっこうグラグラして、落ちないかヒヤヒヤしました。
でも、こういう「怖いー!!」と思いながらする作業は、案外失敗せずにうまくいくものです。
怖いと思ってるから、慎重になるのでしょうか。
ケガなく無事に板を敷き終わりました。
固定も、コーススレッドで、多めに留めて、滑らないようにしてあります。
最後に、透湿防水シートを貼って、波板を貼るための準備は完了です。
本来は、屋根などの長い時間水分にさらされるところは、アスファルトルーフィングという防水力が高いシートを貼るのですが、透湿防水シートがどう考えても余るので、屋根も透湿防水シートを使います。
このシートをタッカーというステープラーを大きくしたようなもので固定します。
次回は、立ち上げて放置している壁をどうするか、からスタートする予定です。
考えながらやっていると、下手をすると、小屋の床に腰を下ろして、その日の作業が終わったりします。
数時間の作業時間なので、無駄にはしたくないのですが、他の場所で色々と考えていても、いざ現場にいくと、思った通りにいかなそうで、悩んでしまうのです・・・
今回はまず、壁から壁に柱を渡したいと思います。
小屋予定地の長方形の短い方の辺に渡します。
この辺の長さは、1820mmなのですが、屋根用の柱なので斜めにするため、少し長くしなければいけません。
そこで、8F(フィート)のSPFの2×4材を購入しました。
屋根が落ちてきたらシャレにならないし、上で作業するのも怖いので、屋根の柱は455mm間隔にしました。
長さは、2400mm程なので、少し軒下が確保できそうです。
この柱も、床下の柱と同様に、縦にして使います。
理由は床と同じで、重さに強く、反りにくくするためです。
このように置いて、固定していきます。
コーススレッドを斜めに打って、留めました。
一番下の部分は、
このように、斜めにカットしました。
そのままでもいいかと思ったのですが、最終的に、木口が雨に濡れないようにしたかったので、ここに板を固定しやすいように、斜めにカットしてあります。
端っこも、小屋ぎりぎりで固定してあります。
屋根材の固定には、別の柱を横向きに並べる予定なので、この柱は、外には出しません。
柱が固定できたら、コンパネを上げて固定していきます。
これが結構怖かったです。
大きな板を梯子をつかってあげなければいけないので、梯子の上で大きく体を動かす必要があるのです。
けっこうグラグラして、落ちないかヒヤヒヤしました。
でも、こういう「怖いー!!」と思いながらする作業は、案外失敗せずにうまくいくものです。
怖いと思ってるから、慎重になるのでしょうか。
ケガなく無事に板を敷き終わりました。
固定も、コーススレッドで、多めに留めて、滑らないようにしてあります。
最後に、透湿防水シートを貼って、波板を貼るための準備は完了です。
本来は、屋根などの長い時間水分にさらされるところは、アスファルトルーフィングという防水力が高いシートを貼るのですが、透湿防水シートがどう考えても余るので、屋根も透湿防水シートを使います。
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このシートをタッカーというステープラーを大きくしたようなもので固定します。
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次回は、立ち上げて放置している壁をどうするか、からスタートする予定です。
2019年2月26日火曜日
屋根、どうしよう!?
作業は7月末に行っています。
基礎の作業も、床作りの作業も、週末に考えながら、数時間で行っているので、なかなか進みません・・・。
でも、壁や床ができたら、早く雨対策をしないと、ザっと夕立でもきたら、室内がびしょぬれになってしまいます。
ちなみに、画像を見ていて気付いたのですが、どこかの段階で、床にも木材保護塗料を塗っているようです。
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しかも、塗るなら、壁が立ち上がる前の方が楽だと考えたのでしょう。
過去を振り返っても、そんな記憶がないところが、年を重ねていくことへの恐怖感につながりますね。
私の頭の中の消しゴム・・・。
雨対策として、一番有効なのは、早く屋根を設置することです。
屋根は、最初の計画から、片流れと考えています。
候補に挙がった屋根の種類 |
見た目は切妻屋根や寄棟屋根の方が格好いいに決まっているのですが、その分施工は、かなり複雑になるし、お金もかかりそうです。
また、そもそも雨を建物側に近づけたくないという考えがもとになっています。
そこで、悩むこともなく、片流れにすることにしました。
材料も、悩んではみたのですが、低予算に収め、室内の温度を上げすぎないためには、波板(普通の金属のやつ)を選ぶしかありませんでした・・・。
予算があれば、オンデュリンの雰囲気が好きだったので、選択肢にしたかったです・・・。
オンデュリンとは、フランスの屋根材だそうで、天然繊維の本体に、アスファルトを染み込ませたものだそうです。
アスファルトが、強度と防水性を高めていて、耐久性もかなりあるようで、しかも軽くて作業もしやすく、建物への負荷も少なく済むようです。
もう少しお金があったら、採用したいところでした・・・。
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フランス製だからか、色合いもきれいですよね。
くよくよしてても、先に進まないので、屋根の施工を進めたいと思うのですが、今回も説明に時間をかけてしまったので、実際の施工は、次回にしたいと思います。
2019年2月25日月曜日
1人だと壁立てるのは大変でした・・・
前回、一番ややこしい家側の壁を作り終えました。
また、他の3面の壁の枠も組み終わりました。
枠の縦の柱は、正式な2×4工法では、455mm間隔で木材を入れるべきなんだそうですが、ケチケチ工法で行くと決めているので、悩んだ末に、910mm間隔にしました。
後々、不具合が出てくるかもしれませんが、それも後々のブログのネタにするつもりで進めます。
準備ができたら、壁を立ち上げます。
1人DIYerとしては、厳しい作業でしたが、悪戦苦闘の末、なんとか立ち上がりました。
作業工程を説明すると、まず家側の高い壁を立てて、体で押さえながら、床にコーススレッドで固定していく。
続いて、短い方の壁を、高い家側の壁に押し当てて、つなぎ目を固定する。
これで、壁が倒れてくる心配は少なくなりました。
その後、短い方の壁を床と固定し、最後に長い方の壁を立ち上げ、壁同士と床を固定したら、終了です。
枠ができて、一層建築物らしくなりました。
奥の壁の穴の開いたところが窓です。
家にも窓があるので、ここに開口部があることで、日光を家に取り込むための窓でもあります。
建物の中に四角い枠組があるのは、元々野良猫が家に居ついてしまったときに、保護していた小屋です。
猫を不自由にさせるのはかわいそうだったのですが、飼ってもいないのに、地域から苦情が来て、どうにかしないといけなくなりました。
こんなケージを買おうかとも思ったのですが、そもそも飼い猫ではありません。そこでDIYで何とかしようと思ったのです。
家族が猫アレルギーで室内に入れることもできないため、屋外に置くことになります。
放置すると近所の人から苦情が来るので、小屋に入れっぱなしになるので、できるだけ広くということを目標に3階建ての小屋を作りました。
人懐こくて寂しがりな猫だったので、壁は作らず、周りは網戸を貼り、床を3段分貼り、間を通って、上下に移動できるようにしました。
少しの間、飼われているような状態だったのですが、ある日、近所の子が、「僕が飼ってた!!」といって、連れて行ったため、その後は不必要になった物です。
今思うとよく甘えてくる可愛い猫でした・・・。
不必要になった猫小屋ですが、家の裏に放置されていたものを、作業小屋で作業台にしようと、壁立ち上げ前に入れてしまいました。
壁が立ち上げったので、続けて屋根を貼ります。
今回は少し短い記事になってしまいましたが、屋根の説明に入ると中途半端になるため、ここで終えておきます。
また、他の3面の壁の枠も組み終わりました。
枠の縦の柱は、正式な2×4工法では、455mm間隔で木材を入れるべきなんだそうですが、ケチケチ工法で行くと決めているので、悩んだ末に、910mm間隔にしました。
後々、不具合が出てくるかもしれませんが、それも後々のブログのネタにするつもりで進めます。
準備ができたら、壁を立ち上げます。
1人DIYerとしては、厳しい作業でしたが、悪戦苦闘の末、なんとか立ち上がりました。
作業工程を説明すると、まず家側の高い壁を立てて、体で押さえながら、床にコーススレッドで固定していく。
続いて、短い方の壁を、高い家側の壁に押し当てて、つなぎ目を固定する。
これで、壁が倒れてくる心配は少なくなりました。
その後、短い方の壁を床と固定し、最後に長い方の壁を立ち上げ、壁同士と床を固定したら、終了です。
枠ができて、一層建築物らしくなりました。
奥の壁の穴の開いたところが窓です。
家にも窓があるので、ここに開口部があることで、日光を家に取り込むための窓でもあります。
建物の中に四角い枠組があるのは、元々野良猫が家に居ついてしまったときに、保護していた小屋です。
猫を不自由にさせるのはかわいそうだったのですが、飼ってもいないのに、地域から苦情が来て、どうにかしないといけなくなりました。
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こんなケージを買おうかとも思ったのですが、そもそも飼い猫ではありません。そこでDIYで何とかしようと思ったのです。
家族が猫アレルギーで室内に入れることもできないため、屋外に置くことになります。
放置すると近所の人から苦情が来るので、小屋に入れっぱなしになるので、できるだけ広くということを目標に3階建ての小屋を作りました。
人懐こくて寂しがりな猫だったので、壁は作らず、周りは網戸を貼り、床を3段分貼り、間を通って、上下に移動できるようにしました。
少しの間、飼われているような状態だったのですが、ある日、近所の子が、「僕が飼ってた!!」といって、連れて行ったため、その後は不必要になった物です。
今思うとよく甘えてくる可愛い猫でした・・・。
不必要になった猫小屋ですが、家の裏に放置されていたものを、作業小屋で作業台にしようと、壁立ち上げ前に入れてしまいました。
壁が立ち上げったので、続けて屋根を貼ります。
今回は少し短い記事になってしまいましたが、屋根の説明に入ると中途半端になるため、ここで終えておきます。
2019年2月24日日曜日
床貼ったら小上がりみたい!!
前回、床を貼りました。
上で寝転んでみたり、飲み物を買ってきて飲んだり、一通り楽しみました。
なので、続きの作業をしていきたいと思います。
上の方が、影になっていますが、これは壁です。
床と同じで、SPF材を組み合わせ、枠を作り、枠に合わせた板を貼ったものです。
家側の壁だけは、後でコンパネをはることができません。
敷地の都合上、畑側に大きく飛び出すことができなかったからです。
壁の塗り替えや家の点検など、できることなら家から1mほどあけたかったのですが、狭い敷地の中でのやりくりの結果なので、仕方ありません。
壁の高さは、家側は2730mmで、畑側は1820mmです。
これは、自分の身長が174cmで、1800mmあれば、作業には困らないと考えたことと、雨の流れを、畑側にしておきたかったからです。
拙い画像ですみません。雨の流れを考えた図です。
こうすれば、家の近くに湿気を集めないし、カビやコケに困らせられることもないと考えたのです。
なお、壁には、木材保護塗料を塗っています。
また、計画的に進めるのは苦手なのですが、立ててから窓の位置を決めて、木材をくりぬくのは大変だと考え、大まかに計画を立てて、窓の穴を開けました。
本当は、コンパネは切り貼りせずに、1枚で使うのがいいのですが、サイズ的に2730mmにしないといけないのと、窓枠を入れる関係で、この辺りは切り刻んでいます。
最終的に壁を立ち上げるのですが、その前に、この面だけは、透湿防水シートというものも貼りました。
実際に使ったシートはこの写真のアウトールというものです。これが一番安かったので、これを選びました。
有名なものと言えば、タイベックスという商品でしょうか。
値段的には、アウトールが断然安かったので、私はそちらを選びましたが、対費用効果でいうとどうなのでしょうか。
これも、立ち上げてからでは、貼れないという判断で、先に貼っておきました。
なお、他の3面の壁については、あとからコンパネを貼ろうと思うので、とりあえず、枠だけ組み上げて、上棟することにしました。
記事が長くなったので、上棟は次の記事でお知らせしたいと思います。
上で寝転んでみたり、飲み物を買ってきて飲んだり、一通り楽しみました。
なので、続きの作業をしていきたいと思います。
上の方が、影になっていますが、これは壁です。
床と同じで、SPF材を組み合わせ、枠を作り、枠に合わせた板を貼ったものです。
家側の壁だけは、後でコンパネをはることができません。
敷地の都合上、畑側に大きく飛び出すことができなかったからです。
壁の塗り替えや家の点検など、できることなら家から1mほどあけたかったのですが、狭い敷地の中でのやりくりの結果なので、仕方ありません。
壁の高さは、家側は2730mmで、畑側は1820mmです。
これは、自分の身長が174cmで、1800mmあれば、作業には困らないと考えたことと、雨の流れを、畑側にしておきたかったからです。
拙い画像ですみません。雨の流れを考えた図です。
こうすれば、家の近くに湿気を集めないし、カビやコケに困らせられることもないと考えたのです。
なお、壁には、木材保護塗料を塗っています。
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また、計画的に進めるのは苦手なのですが、立ててから窓の位置を決めて、木材をくりぬくのは大変だと考え、大まかに計画を立てて、窓の穴を開けました。
本当は、コンパネは切り貼りせずに、1枚で使うのがいいのですが、サイズ的に2730mmにしないといけないのと、窓枠を入れる関係で、この辺りは切り刻んでいます。
最終的に壁を立ち上げるのですが、その前に、この面だけは、透湿防水シートというものも貼りました。
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有名なものと言えば、タイベックスという商品でしょうか。
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これも、立ち上げてからでは、貼れないという判断で、先に貼っておきました。
なお、他の3面の壁については、あとからコンパネを貼ろうと思うので、とりあえず、枠だけ組み上げて、上棟することにしました。
記事が長くなったので、上棟は次の記事でお知らせしたいと思います。
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