2019年2月7日木曜日

床板が縦方向なら根太は横方向

前回、束石と束柱の設置まで進んでいます。

今回は、根太を設置していきたいと思います。


束柱がいろんなところに不規則に並んでいるようですが、事前に張っておいた水糸に合わせるように置いてあります。

束柱は、固定せずに乗せただけですが、束石は、セメントで固定してあります。

水糸が、水勾配を取るように張られているので、根太は、その水糸に合わせて貼り付けていくだけです。


前回も説明してあるのですが、根太は、束柱の横から固定します。

横からコーススレッドを打つと、根太自身の重みは縦に加わるため、強度的にはあまり強いとは言えません。

コーススレッドの強度から考えると、束柱の上に載せる方が強くなります。

でも、そうするなら、束柱の高さが狂いなくそろっていないといけません。

残念ながら、そんな正確性は持ち合わせていないので、多くの人が実践されている通り、横から固定したいと思います。


床材は、窓の方から外側へ向かって置きたいので、根太は、横方向に固定していきます。

大事なのは、横方向には水平が取れていることと、縦方向には、水勾配が取れていて、急なアップダウンがないことです。

床材を貼るときに、困るのは嫌なので、水平器を使って、水平かどうかの確認をしながら作業します。

ちなみに、根太の下に縦方向に入っている木材は、根がらみといいます。

根太の強度が弱いので、上からの重みを分散させるために置きます。

もしもコーススレッドが、荷重に耐えられなくなって折れても、根がらみが下から支えることで、床が抜けることが防げます。


どんどん根太を固定していきます。束柱が正確に置けていたので、根太が留めれなかったり、板が反ってしまうこともなく、順調に固定していけました。

ただ、変則的な土地にウッドデッキを作っているため、長方形のウッドデッキとはいかず、工夫が必要な所があります。


一番外側(図の下側)の部分ですね。

建物側をまっすぐに合わせると、この面だけ、垂直にならなくなります。

しかも、一番外側に根太が入っていないと、床材がたわんでしまいます。


なので、端は根太を斜めに留めていきます。

束柱は建物と合うように置いているので、斜めの根太とはぴったり合いませんが、角の辺りを使って固定していきます。

他の根太とぶつかるところは、丸ノコで加工しきれいに合わせて固定しています。

根太と根太の間隔は、500mm前後になっています。

床材もけちって、20mmの厚さなので、これ以上間隔をあけるとたわむと思われます。

根太の設置が終われば、後は楽しみな床材貼りです。

ここまでは微調整などが必要で、正直面倒くさいと思ったこともありましたが、ここからの作業はガンガン板を貼っていくだけです。

しっかりと楽しんで貼っていきたいと思います。

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