まあ、想定外のことが起こったら、そのときに、いろいろと考えて答えを出していくのも、DIYの醍醐味だとも思うのですが(笑)。
水糸が張れたところまで、前回で進んでいます。
続いて土台を設置し、土台の上に束柱を立てていきたいと思います。
束柱も、計画がしっかりしていたら、カットした状態の物を購入する方が楽なのですが、そこまで計画的に進められる性格でもないので、長いものを購入しカットしていきます。
ただ、束柱は1辺が90mmのとても太い柱です。
丸ノコでは、1回でカットできず、表からと裏からカットすることになります。
そうすると、慎重に作業をしても、刃の位置がずれて、断面がまっすぐにならなくなってしまいます・・・。
そこで、こんな治具を用意してみました。
ただの杉材です。内側が90mmになるようにサイズを合わせた箱状の物です(底と蓋はありません)。
これを角材にはめて、クランプで固定します。
板か何かを当てて留めると、ぐらつきがなくていいです。
この状態で、角材を回転させながら、箱に丸ノコを当てて、カットしていくと、断面がきれいにそろうようになりました。
上からの画像しかなくて、本当にきれいなのかわかりにくいですが、何もなしでカットして、「やべえ!!」と思ったことを考えると、雲泥の差が出ました。
なお、ウッドデッキを作るときには、家屋などの建築と違って、束柱の上に根太を乗せないので、多少断面がゆがんでいても大丈夫ではあります。
画像のように、束柱の側面に根太を当てて固定し、束柱には当てずに、根太の上に床材を固定することが多いです。
この方法であれば、束柱の上面のレベルがずれていても、根太のレベルが合わせられていたら、床面のレベルのそろうのです。
根太だと、水平器を置くことで、水平の調整もしやすいので、ウッドデッキでは、この方法がとられるのだと思います。
実際に、水糸に合わせて、束石を置いていきます。
上の2個が近いのは、変形地に立てるため、束柱の位置が不規則だからです。
なお、この時期、デジカメの調子が悪く、時折ピンボケ写真が混じっています。申し訳ありません・・・。
これも、ぼやけてますね・・・。
こんな感じで、束石を置いていき、その上に束柱を立てます。
本当は、束柱と束石を固定した方が良いのですが、今回は、固定しないでやってみました。
束柱は本当に重い柱だし、根太や床材も入れると、かなりの重量になります。
そんなに重かったら、ずれないだろうという思いと、敷地いっぱいに作るので、敷地の枠に収めれば、横にずれにくいだろうと考えてのことです。
もし、ずれて束石から落ちてしまったら、またこのブログで紹介することをお約束しておきます。
こんな感じで、水糸と位置合わせをしながら、束柱の設置まで終了しました。
次回は、根太を固定していきます。
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